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2017年05月の旅行

【南大東島2017】大東島らしい「移動式待合所」が登場!理にかなっている!!

>本島離島エリアの記事

大東島って島の外側が全て断崖絶壁で、沖に防波堤を設置できないから港に船が接岸できません。その代わり、大東島へ船で往来した際、日本でもここだけじゃないかな?島に上陸するのにクレーンで吊られるのは。もちろん人間をそのまま吊るのではなく、クレーンに吊られたカゴに乗っての話ですが、大東島の港って他の離島でも目にしない光景がたくさんあるんですよね。

そして最近は、まさにこれも大東島ならではのユニークな仕掛けができました!

「移動式待合所」

西港にあった待合所!でもなんか変?
大東島らしい移動式待合所!冷房もトイレもある!!

大東島って船が港に接岸できないのはもとより、その日の波によって立ち寄る港がころころ変わるんです。風がなければメインの「西港」、南風なら「北港」、北風なら南の港って感じ。風と一緒に波も同じ方向から打ち寄せるので、その日の風と波次第で入港場所が変わります。なのでどの港も使う可能性があるので、港の施設も個々に必要になってしまいます。なので今までは待機する場所も吾妻屋的な屋根があるだけのもので、ターミナルのような屋内施設は港近くにありませんでした。

しかし最近、南大東島でエアコンも効いている屋内型の待合所が誕生。一見、単なるプレファブ建築のように見えますが、よく見るとコンテナのような感じ。それもそのはず、大東島のこの待合所は「移動式」なんです。その日の船が入港する場所まで移動させます。現に、私が島に滞在したときも、行きは西港からでしたが、帰りは海が荒れて北港からになりましたが、そのどちらにもこの待合所はありましたからね。

しかも船が入港する場所まで待合所を持って行くのはもとより、台風などの悪天候時は島の内陸に避難させることも可能。

切符売り場など、一時的にしか利用しないものなら、コンテナを利用して適宜移動させることはよくありましたが、待合所そのものが移動式なのは沖縄では初めてかも?

しかも待合コンテナの中は意外と広く、発電機があるのでエアコンも効いていますし、テレビまでありました。またトイレもあって、まさに待合所そのままの機能のコンテナ。雨の時もさることながら、夏場の暑いときでもこれがあれば、どの港でも船待ちも安心ですよね。

現在は南大東島にだけ導入されていますが、もしかすると今後は北大東島にもこのシステムが導入されるかな??

大東島って他の島とは違い、独特な離島なのでいろいろ面白いです。いつか、この移動式待合所が実際に移動している様子を望みたいですね。もちろんフォークリフトで持って行くのではなく、一度トラックに積んでの移動になると思います。

見てみたい!

大東島の港にもついに待合所が?
北港にも待合所?移動式でした。


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