沖縄マラソン大会情報/ランニングコラム



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2007年03月04日08:00

ヨロンマラソン2007

>大会:与論/奄美エリアの記事

■今年のヨロンマラソン前、気合い入れすぎた・・・
石垣島マラソンのあと、2月はたった28日しかなかったのに月間で500km以上走っちゃいまして、2月末頃からはふくらはぎを痛めてしまい、走りすぎはいかんな?!ほどほどが一番!って思った次第でした。なので今回は万全の体調ではありませんでしたが、まぁ前回の1月の石垣島マラソンで今シーズンの目標タイム(3時間5分)をクリアしちゃったので、まぁ今回はベストタイム更新は狙わず、あくまでヨロンマラソンのベストタイムさえ更新できればいいかな?って気持ちで大会に臨みました。
でもこの走り込みによる故障がなければ、サブスリーも狙えたかも???まぁ今シーズンは元々そこまでタイムアップする気は無かったので、サブスリーは来シーズン以降にとっておくこととします。
ちなみにサブスリーとは42.195kmのマラソンで3時間を切ることで、市民ランナーの目標みたいなものです。他にもサブフォー(4時間以内)というものもありますが、初マラソンでサブフォーはクリアできたので、今はフルマラソン3時間以内というサブスリーを目指しているって感じです。
今回は天気がかなり心配で、予報はずっと雨。しかも行きの海は大荒れでホントに大丈夫かよ??って感じでした。しかし与論島へ着くやいなや与論島周辺だけ晴れている、そんな不思議な現象でしたよ。そして予報はずっと曇りか雨でしたが大会当日はすっきり晴れ上がり、風はやや残っていましたが気温はかなり高くてレース中は風よりもこの高い気温が問題かな?って感じでした。でも天気が悪い時に走るより、良いときに走った方が気持ちいいですからね?。とりあえずこのような晴天時は脱水症状にならないように給水をこまめに取ることを心がけます。
そんなこんなで今年もシーズン最終戦、ヨロンマラソンがスタートするのでありました。
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■ヨロンマラソン2007、ついにスタート!
緊張感ゼロです。相変わらずですがストレッチはレース前に行うものの、アップなどレース前に走り込むことはしないので、フルマラソンの最初の10kmでアップするって感じです。なので最初はスローペースなのでどんどん抜かれちゃいますけどね。まぁ42.195kmの長丁場なのではじめから突っ込んでも仕方ないので、どんどん抜かれつつも前半は抑えて走ることとします。最初の1kmではバレリーナの白鳥の湖コスチュームにも抜かれたな?(笑)。
でも1kmも走ると突っ込んで走っていた人もペースが急激にダウンし、徐々に同じスピードになりつつあります。さて今年はペースメーカー見つかるかな??去年はいいペースメーカーのおかげで前半かなり楽できましたからね?。去年ペースメーカーになっていただいた方は今年は居ないようなので、新たに探さないといけません。しかし・・・
今年はな?んか突っ込んで走って、急激にペースダウンする人が多くて、ペースメーカーがちっとも見つからない感じでした。序盤に見つけないと中盤から後半に見つけても追いつくレベルの早さだとペースメーカーになりませんからね。ちょっと今回は良いペースの人が見つからなくて序盤はかなりとまどいながら走っていました。
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■ヨロンマラソン前半。いたって快調。
2007年のヨロンマラソンは徐々に天気が回復し、徐々に気温が上がってきました。でも序盤は向かい風なのでそんなに汗はかきませんでしたけどね。でもやっぱり暑いです。特に天気の回復に伴い強い日差しが差し込んできましたので、このままだと日焼けが気になりますね。まさか3月で日焼けを気にすることになるとは思いもしませんでしたが、まぁ当初心配していた雨よりはマシなので、この夏を先取りした日差しも楽しみつつ、42.195kmを楽しみたいと思います。
コースは最初、茶花市街を走りプリシアリゾート方面へと向かいます。この時点でかなり人がばらけてしまい、ペースメーカーを見つけるのは徐々に難しくなってきました。与論空港を超えて徐々に心臓破りの坂に近づいていきますが、この時点でもペースメーカーになってくれそうな良い感じのランナーはおらず、もういいや!状態になってきました。この時点で今回はペースメーカー無しで走りきるのも有りかな?っと思いはじめました。
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■序盤の山場。昇龍橋。心臓破りの坂です。
ちなみに普段は沖縄に住んでいるので、もちろん練習は那覇市街をメインに走っています。那覇をはじめとして沖縄本島には坂がとても多く、トレーニングで那覇を走っていると否応無しに坂道の練習になっちゃいます。特に自分は首里城周辺を回るコースを多く走っていて、坂はかなり慣れちゃいました。
そしてヨロンマラソンといえば昇龍橋のある心臓破りの坂ですね。最初は8?9km地点、そして折り返した34?35km地点にこの坂はあります。序盤の坂はまぁウォーミングアップ程度で考えればどうにかなるのですが、この後半の最もきつい地点、34?35kmでのこの坂越えはかなり堪えます。
でもまだ序盤。坂道トレーニングの成果?か、難なく昇龍橋を昇っていけました。でもこのときもペースメーカーになりそうな人はなかなか見つからず、ようやく見つかった!っと持った人もこの坂で急激にペースダウンしたりして、なかなか今回のレースはペースメーカー運があまりよろしくないようです。
そんなこんなで昇龍橋も登り切ってしまい、坂を下っていくのでありました。
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■ヨロンマラソン、フルのお楽しみ。与論島東側を北上する。
坂を下りきるとちょう10km地点。タイムはまぁまぁの45分弱。前回の石垣島マラソンでは46分だったので坂のことを考慮するとまずまずのタイムです。このまま行って、石垣島のように最後でスパートしてタイムアップできればと思います。まぁタイムは石垣島で満足いるものが出せたので、今回のヨロンマラソンではタイムアップはあまり狙っていないから、あとは与論島を楽しむだけです。
そしてレースは13km地点を過ぎて、いよいよ与論島の東側へと移ります。この与論島の東側は、フルマラソン参加者だけが楽しめる景色があるんですよ?。ちなみにハーフマラソンではこの景色を見ることは出来ませんので、まさにフルマラソン参加者だけのお楽しみの景色なのです。
与論島東南端の赤崎を超えたぐらいから始まる、緑越しの青い海が見える景色。これがホントにきれいで良いんですよ?。他のランナー(ほとんどいなかったけど)は前ばかり見て走っていますが、ちょっと横を向いて走ると緑と青色のすばらしいコントラストの景色が望めて、あぁ与論島って良いな?って思いながら走ることが出来ます。42.195kmという長い道のりを走るフルマラソンなのですから、こういう感じで景色を楽しむ余裕も欲しいものですね。長丁場ですので、前半ぐらいは景色を楽しまないと!って感じでいつも走っています。でもここまで景色を楽しめる大会は、ヨロンマラソン以外ではなかなか無いかもしれませんね。沖縄周辺のフルマラソンをいろいろ走りましたが、景色を楽しめるという意味ではこのヨロンマラソンが一番かな?って毎回走りながら思っています。
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■絶景の中を走り、レースは徐々に折り返し地点へ近づきます。
与論島の東側の景色を楽しみつつ、もっとも絶景が望める大金久海岸入口(シーマンズビーチ)へと入ります。このヨロンマラソンの中でも最も良い景色が望めるポイントです。この先は防砂林(防風林)などで景色がしばらく望めませんので、この景色を頭に焼き付けつつ、レース中盤を走り抜けます。でもこの防砂林のおかげで南東の風がほとんど防げているので、後半またこの場所を走る際は風はそんなに気にしなくても良いかな?って安心感がありましたけどね。
そして防砂林の中を走り抜け、徐々に与論島を北上することとします。それにして序盤は追い風のせいもあってとにかく暑い!この時点になると天気もほぼ快晴になってきて、肌に太陽光線が射す感じでしたよ。こりゃ日焼けするな?って感じです。時折追いつく他のランナーを見ても汗びっしょりの人が多く、今日は高気温との戦いなんだな?って気がしました。ちなみに私はまだセーブしながら走っているので、まだそんなに汗はかいていませんでしたけどね。勝負は後半ですので。
そんなこんなで与論島を北上し、ついにレースは与論島の北側を走ります。徐々に西に向かうのですが、この辺になると追い風になるので心地よく走ることが出来ます。徐々に折り返し地点も近づいてくるので、あとは先に折り返したランナーを数えて自分の順位がどのくらいか計りたいと思います。
目指せ!去年の順位更新!・・・まぁ順位は結果ですので、あくまで楽しむことを忘れないように走りたいと思いました。
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■1,2,3・・・さてさて自分の順位は?
レース前半も大詰めになってきて、19km地点を越えるあたりでついにトップランナーとすれ違うこととなりました。でもまだ前半で2kmの差(タイムにして8分強の差)なのでまずまずじゃないでしょうか?後半ペースアップできれば・・・なんてね。まぁ無理しない程度にがんばることとします。
ちなみに与論島は一周20km強ですので、フルマラソンでは与論島を一周し、折り返してもう一周するって感じです。なので最初の折り返しは茶花市街の近くまで行くこととなります。徐々にトップランナーとすれ違い、徐々に自分の順位がわかってきました。このとき、ランナーのユニフォームなどを覚えておいて、このランナーまでは追いつくぞ?!って感じでいると良いかと思います。とりあえず赤い奴(笑)。この人を目指そうと思います。ちなみにその人と私の差は5?6人ぐらいかな?
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■ついに折り返し!ここからが本番です。
そして21.0975kmの中間地点を過ぎ、折り返し地点へと向かいます。ちなみにヨロンマラソンの折り返し地点は22km弱の部分で中間地点とはちょっとずれがあります。ですので残り20kmって感じで折り返すこととなります。
そして折り返し地点へ。レース序盤はまだ応援する人が少なめでちょっと寂しいですが、それでも他の場所よりは人が多いので、沿道からの応援を楽しみつつ折り返しの場所へ。
すると茶花市街からとことこ歩いてくる同じ宿の人を発見。なんとまぁちょうど私が折り返し地点に到着する時に、その人も折り返し地点に来たのでなんというグッドタイミング。まぁこういうこともありますね。巡り合わせって言うか、こういう偶然が旅行の楽しい所なんですけどね。
そんなこんなで無事に折り返し、自分のあとの人とどれくらい離れているか確認しつつ、レースも後半へと入っていくのでありました。
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■後半はやっぱり向かい風。かなり厳しいが・・・
レース前半は、向かい風の場所が多くて風はそんなに気にしていませんでしたが、後半になると向かい風になるのでその風の強さにちょっととまどってしまいました。かなりきつかったです。いよいよレース本番!ってところで風に邪魔されてなかなかペースアップが出来ません。まだ距離的にきつい場所じゃないので、ちょっと今回はこの風を甘く見すぎていたような気がしました。石垣島の時は前半向かい風で後半追い風だったので、ペースアップしやすかったので、今回はちょっと作戦をミスったかもしれません。
でも折り返したあとは、他のランナーとすれ違うことができるので、これはこれでまた楽しいんですけどね。同じ宿の人を見つけてハイタッチしたり、走るのがきつくなって歩き始めそうなランナーに「ふぁいと?!」って声をかけたり、また逆に声をかけられたり。それがまたヨロンマラソンの楽しいところでもあります。
しかし問題は自分が走っている前に全くランナーがいないこと(汗)。ペースメーカー以前に目標となるランナーさえいないので、なかなかペースもつかみにくいですし、目標もないのでなかなか精神的につらかったです。でも大金久海岸(百合ヶ浜)周辺になるとすっごい遠くですが1,2人ランナーが見えたのでそれだけでもちょっと目標が出来て楽になりましたよ。
そしてレースは30km地点を経過。このころから体にちょっと異変が・・・
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■ペースアップが出来ないコンディション。
石垣島マラソンでも30km地点からペースアップして順位もタイムも大幅にアップしたのですが、ここヨロンマラソンでは30km地点ぐらいから体にちょっと異変が・・・脇腹痛です。でも脇腹痛は慣れているので、走り方を少し変えれば治る場合も多いのでそんなに気にしておらず、今回も1kmぐらい走り方を変えたらすぐに治りました。
しかし32km地点。星砂荘前のゆるい上り坂に入る直前にさきほど痛めたお腹の反対側の脇腹に猛烈な痛みが走り、全走者にもうすぐ追いつきそうだったのに急激なペースダウンを余儀なくされました。それも今まで経験したことがないくらいの痛みで、ほとんど歩くスピードと同じぐらいまでペースダウンをしてしまいました。NAHAマラソンの腹痛なんか比べものにならないくらいの激痛。せっかく追いつきかけた全走者の背中が徐々に遠くなっていきます・・・
かなりやばい・・・でもまた走り方を変えて徐々に回復しつつありましたが、違和感が消えることはありませんでした。でもペースを徐々に取り戻して、その全走者にも追いつくことは出来ましたけどね。っていうか意地で追いつき、そして追い抜きました(汗)。
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■そして最後の難関。心臓破りの坂その弐。
そして魔の34km地点。最後の難関、心臓破りの坂です。まぁ後半のこの坂の頂上にはキャビンアテンダントさんがいっぱいいるし、応援もすっごい盛り上がっているので、その人たちのおかげでかなりがんばれますけどね。
まずは坂を登る前の前浜には多くの応援がいて、ここでしっかり給水して坂に望みます。与論島のこの坂は、前半の東向きは単純な同一勾配の上り坂で楽なのですが、問題はこの後半。急激に登り、やや楽な登りになり、そしてまた急な坂になるという最もやっかいな坂。なのでこの最初の急な坂でダメージを受けてしまう人が多いんです。今回も負けそうになりましたがゴールの先のビールを夢見て(笑)どうにか最初の急坂を走り抜けました。このとき、さきほどまであった脇腹痛はどうにか収まっていてどうにか坂を走り抜けることが出来ました。
そして坂の頂上が見えてきて、ついにキャビンアテンダントさんのいるところに(笑)。本来ならここで一休みしたいところですが、さすがにまだレース中なのでそれはできないですが、フルやハーフのあとのランナー(エンジョイランナー)さんは、この場所で一休みして、座りながらウニ汁?などの汁物をいただく人も多いらしいです。特にハーフマラソンは制限時間5時間というかなりハーフとしてはゆるい時間なので、この場所でのんびり休んでも十二分に制限時間内にゴールできるんですよね。
でも私はその汁物があること自体、まだ見たことがないので、いつかのんびりハーフに参加してみたいな?っとも思っています。でもハーフに参加したらしたで、全力で走り抜けちゃいそうな気がしますけど・・・(汗)。ちなみにもともとフルマラソンよりハーフマラソンの方が得意だったので、もしヨロンのハーフに参加したら、フルマラソン以上の上位、、もしかしたら表彰台もねらえるかもしれないんですけどね。でもフルマラソンでしか味わえないあの景色があるからなかなかハーフには参加する気になれないんですけどね。でもハーフに参加すると、折り返したフルマラソンのランナーをいっぱい抜くことが出来るので、それもまた気持ちよさそうでいいな?っていつも思います。だから逆にフルに参加する際は、このハーフのランナーに抜かれないことが第一の目標ですね。フルの2時間遅れでハーフがスタートしますので、ちょうどぎりぎりなんです。果たして今回は前回同様、ハーフのランナーに勝つことが出来たか???
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■レース終盤。しかしまたもアクシデントが・・・
心臓破りの坂も越えて、いよいよ残り7kmとなりました。あと7km走りきればビール?☆っていうか今シーズンも終わりだ?!って思いながら走りました。最後は与論空港の滑走路の周りを半周して、プリシアを超えたらあと2km。まさにラストスパーです。
しかし・・・またあの腹痛が徐々に始まってきてしまいました。最初はまだ我慢できたのですが、徐々に痛みが増してきてしまいました。しかしコースのかなり先にはあの赤いランナーをついにとらえることができたのですが、このペースダウンのせいでその距離は全く縮まりません。とりあえず目標としていたランナー近くまで来れたのは嬉しいですが、この脇腹痛でその距離は全く縮まらず。そしてプリシアが近づく頃にはついに走れないくらいの痛みに襲われてしまいました。40km地点をちょうど通過した場所。せっかく赤いランナーまであと少しだったのに?って残念な気持ちになりましたが、40km通過時点で3時間を切っていたのでまぁ良いかな?って前向きの気持ちでプリシアへと向かうこととしました。
とりあえずプリシアの前にはいっぱい応援がいるので痛みをこらえて、その場所だけ全力で走り抜けることとしました。まぁいっぱい応援してくれる人が多いので、ちょっとはかっこつけないとね(笑)。しかしここで別のアクシデント。なんとその赤いランナーがプリシアのエイドステーションで立ち止まって休んでいました(驚)。なんで??あと1kmちょっとじゃん。がんばれよ?!って感じでした。
・・・そしてまた目標を失った私なのでした(苦笑)。まぁ目標としていた赤いランナーを抜けたことは嬉しいですが、こういう結末になるとは思いもしませんでした。ちょっと拍子抜け。でもそうしてる内に脇腹痛もかなり楽になっていたんですけどね。やっぱり気分的なものは大きいのですね。
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■そして最後の道。ビクトリーロード。ビールへと向かう道(笑)。
プリシアを超えてちょっと坂を越えて海へ出るとついに最後の道へと入ります。残り1km。海岸線の道なのでゴール地点が見えます。そして他のランナーがゴールする様子をアナウンスする声も聞こえてきます。この時点でベストタイム更新は無理っぽかったのですが、あまりにペースダウンしていたのであとのランナー(特にあの赤いランナー)に抜かれるかちょっと怖かったですが、後ろを見た限りは近くに迫っていませんでしたので、あとはゴールを目指すこととします。
しかし最後の最後になって猛烈な向かい風。シャレにならないくらいの向かい風で、最後の1kmは5kmぐらいあるんじゃないか?ってくらい長く感じました。それでもゴールライン先のビールを目指して、一歩一歩前へ進むようにがんばりました。そして観光ホテルが近づいてきて、沿道の応援も多くなってきて、そして最後の白い壁のあるビクトリーロードへ。ゴールが目の前に見えます。自分をアナウンスしてくれる声が聞こえます。そしてゴールの先にはビール(何故がアサヒのスーパードライ)の蜃気楼が(笑)!
・・・まぁ何故にアサヒのスーパードライなのかはヨロンマラソンを走ればその理由がわかります。だってコースにはアサヒスーパードライの幟(のぼり)がいっぱいあるんだもん。サブリミナル効果っていうかなんていうか、必然的にアサヒのスーパードライが頭に浮かんでしまいます。
そしてゴールへ・・・
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■ヨロンマラソン2007ゴール!!!
最後の力を振り絞って、そしてゴールラインを一気にまたぎます!あぁこれで今シーズンも終わりだ?!もうトレーニングしなくて良いんだ?!って思いつつゴールラインを切りました。そしてそのタイムは・・・
ベストタイム更新ならず・・・でもヨロンマラソンのベストタイムは8分更新しました(しかし順位は完走証をもらうまでわからず)。でも後半は腹痛に悩まされましたが、ゴール後の体調もすこぶる良くて、これは良い気分でビールをいただけそうな雰囲気でした。まぁゴールしてすぐにビールは飲めませんので、しばらくは給水をとりながらゆっくり体調を整えることとします。
ゴール先にあるウニ汁コーナーで麦茶をひたすら飲んで、乾燥しきった体を潤すこととします。その足で完走証をもらいに行ってその順位を見ると・・・去年の順位を更新?!そして年代別でも2年連続でメダルだ?!
・・・正確な順位は内緒ですけどね。でも総合順位も良い感じでしたが、このときもう少しいろいろ聞いておけばとあとで後悔することとなるとは・・・総合順位って3位まででなくその他の順位でも何かくれたりするのでした。でもそれを気づいた時はもう与論島を離れる時なのでありました・・・(汗)
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■ゴール後のお楽しみ。コンビニ&スーパーのはしごです。
給水を十二分にとったところでそろそろお楽しみタイムへと移行することとします。まずは貴重品預かり所で貴重品を受取、その足で隣のコンビニへ!今回はビールなどはコンビニではなくスーパーで買おうと決めていたので、とりあえずこのコンビニでは焼きたてのパンを売っているので、カレーパンと甘い生クリームもののケーキを買いました。なにせシーズン中はカレーパンはNGでしたからね。油使っているし、カレー自体高カロリーですからね。禁カレーパンをしていたので、最初にカレーパン!って感じでした。
その後、茶花市街の中心まで歩いて、与論島の数少ないスーパー「Aコープ」へと向かうこととします。Aコープではビールを大量に購入。あとスナック菓子に加えて、唐揚げなどのお総菜を買いました。なんと2000円分も買ってしまいました。もちろん一人分です。一食分です(笑)。
この大量のビールと食べ物を持ってゴール地点へと再び戻るのでありました。ビールはゴール地点まで我慢です。歩きながら飲みたかったけど、やっぱりゴール地点でマラソン気分を思い出しつつ、飲みたいってのもありますしね。ヨロンマラソンゴール後の贅沢な楽しみ方です(順位が上位だと人も少ないので、かなり有意義に過ごせます)。
そしてビール片手に宿の仲間や知り合いなどがゴールするのを待つこととします。
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■ゴール地点で飲んだくれるランナー。それが私かも(笑)?
それにしても今までゴール地点で飲んだくれているランナーは他にあまり見たことありませんね(たまにいるけど)。なのでマラソン大会などで私を捜す場合にはそんな飲んだくれている人を探すとすぐに見つかるかもしれませんね・・・でも探して欲しくないけど(汗)。でもまだ序盤なのでまばらにゴールしてくる人たちを見ているだけでも結構おもしろいです。あぁこの人あの場所ですれ違ったな?とか、去年もこの人いたな?とか、正直ゴール地点で飲んでいると飲むネタには事欠かない感じです(笑)。
しかし今回はなんかアルコールが進まず、いつもよりなんかビールが美味しく感じなかったのです。というのも去年のあの大失態が頭によぎって、どうしても暴飲することができないのでした(汗)。でも最初の一杯はやっぱり美味しかったですね。カレーパンをほぼ一気食いして、そのあとヨロンマラソンゴール後のためにお沖縄本島から持ってきていた湖池屋ののり塩(ビッグサイズ)をおつまみにゴール地点でビールを飲み続けていたのでありました。
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■続々とゴールする仲間たち。最初にゴールしてひとりひとり迎えるのもまた一つの楽しみ。
そんなこんなでゴール地点で飲んでいるとようやく4時間を超えた頃には徐々に仲間たちがゴールしてきます。その仲間たちを向かい入れるのもまた楽しいもので、仲間がゴールするたびにその苦労をねぎらい、そしてハグったり、ハイタッチしたりしていました。そんな中でも去年の帰りの船で5時間以上一緒に飲んでいた人(名前は知らないけど顔はしっかり覚えている)とはハグを通り超えて、本気で抱き合っていたりしましたからね(汗)。そのスキンシップ?もヨロンマラソンの楽しみかもしれません。
基本的にフルマラソンの2時間後にハーフマラソンがスタートするので、フルマラソンがスタートして2時間後ぐらいから一気にゴールしてくる人が増えてきます。ですので最初に自分がゴールしてから1時間近くは全然知っている人がゴールしてこないのでかなりつまらなかったですが(でもその間にいっぱい飲みましたけどね)、1時間を超える時間(フルマラソンスタートから4時間、ハーフスタートから2時間)になると続々とゴールしてくるから、見ているだけでも楽しかったりします。
偶然の再会なんてこともありますからね。あれ?!いたの?!って感じも。リピーターの多いヨロンマラソンならではの楽しみかもしれません(知っている顔探し)。
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■ヨロンマラソン総括
そんなこんなでレース中はちょっとアクシデントもありましたが、前回の石垣島マラソンに続いて2大会で3時間一桁台で走り切れましたので、いよいよ来シーズンはサブスリー(フルマラソンで3時間を切ること)を目指すことになりそうですね。今回もあの腹痛さえなければもしかするともしかするペースだったので、来年はもうちょっとだけ鍛えて参加したいものです。ちなみに次の大会は2008年3月9日らしいので、いつものように3月の最初の日曜日って感じでは無いみたいです。申込みは10月から始まりますので、この雰囲気を楽しみたい方は是非エントリーしてみましょう。ハーフマラソンでも十分楽しめますし、全部歩いても制限時間内にゴールできると思いますので、初めてのマラソン大会がここ与論島のハーフという人も多いので、気軽に参加してください。

とりあえず来シーズンもヨロンマラソンは参加する予定ですが、今年日本で最も盛り上がった「東京マラソン(抽選落ち)」とは2週間ぐらいしか間がないので、もし東京マラソンに参加できたらちょっとこのヨロンは悩みますね。でも来年も走ると思いますけどね。ヨロンマラソンは単なる陸上大会ではなく、お祭りですからね。みなさん、走ることを楽しむより、みんなと同じ時間を共有することを楽しんでいるんだと思います。走っているときも、ウェルカムパーティも、そして完走パーティも。

走るために与論島へ行くというより、この雰囲気を味わいに行く。また来年もそんな気持ちでヨロンマラソンに参加したいと思います。
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■第16回ヨロンマラソン2007 大会スタッツ
【日時】2007年3月4日(日曜日)午前8時スタート(フルマラソン)
【種別】フルマラソン(42.195km)/ハーフマラソン(21.0975km)
【気象】天気/晴れ 気温/21度 風速/北寄りの風6.5m
【参加】1069名(うち完走:1036名)
【タイム】3時間5分?3時間10分
【順位】10位以内


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