沖縄マラソン大会情報/ランニングコラム



<スポンサードリンク>

【ブログメニュー】


新着情報:1週間以内にアップされた記事)


2011年02月28日18:44

第5回湘南国際マラソン(2011年1月)

>大会:その他エリアの記事

実を言うとこの湘南国際が沖縄や与論島など南西諸島以外で初めてのフルマラソン。本土に住んでいた際もハーフマラソンや青梅のような30kmには参加したことはあるものの、いわゆる42.195kmのフルマラソンには参加したことがありません。

つまり温暖な環境でのフルマラソンは経験ありますが、本土のような寒くて完走した環境でフルマラソンを走ったことがありませんでした。

・・・ホントは東京マラソンをその「本土での初フルマラソン」にしたかったのですが、いかんせん第1回から連続落選中(涙)。この先もいつ抽選を通るかわかりませんので、今回の参加意向に至った次第です。

というのも今回の湘南国際は1月末に開催と言うことで、ヨロンマラソンにも万が一東京マラソンの抽選に通っても1ヶ月は間があるので、一番都合の良い時期に行われる大会でした。しかもこの湘南国際は「先着順」なので早く申し込めば参加できるので、東京マラソンのような「抽選」という不確実なものではないので、確実に参加できると言うことでエントリーしました。

とりあえず申込開始初日に^^v

・・・でも申込からわずか1週間足らずで定員になってしまい締め切られたとのこと(その後二次募集があったらしいですが正確な数などは不明)。

しかしこの湘南国際。通常の大会にもかかわらずエントリー費がなんと「1万円」。話によると今回の大会から大幅値上げになったらしいのですが、その参加費の高さがちょっと最初は悩みました。東京マラソンの場合は、コースが都心のど真ん中ということもあって、交通規制はその人員配置、そして東京の場合はスタートとゴールが別なのでその間の荷物運搬などを考慮するとその1万円もうなずけますが、湘南の場合は確かにR134と西湘バイパスを閉鎖するので交通規制などもありますが、平行して国道1号線が走っているので、東京ほどの交通規制にはならないはず。なのに参加費が1万円というのはちょっと納得いかない部分も多々あります。

でも湘南は昔から友人が多くて数え切れないほど足を運んでいたエリアなので、第2の故郷のような感じなので参加に至りました。もちろん第1の故郷は東京マラソンのコースでもある「東京都心」なんですけどね。ちなみに沖縄は第3の故郷?いや、根本的に違うものかもしれませんね。

ちなみに湘南の中でも特に足を運んでいたのが「藤沢」「辻堂」で、あと友人が「二宮」「葉山」「鎌倉」などにもいたので、この相模湾周辺にはよく足を運んでいました。特に藤沢は学生時代毎週末のように足を運んでいましたよ^^ゞ

そんな感じで今回の湘南国際を「本土初フルマラソン」に選んだわけですが、強いて言えばこの湘南のコースはアップダウンが少なく風もそれほどきつくないですし、コースが単純往復コースなのでペースメイクしやすいかな?と思ったところもあります。しかし私自身としてはその「単純往復」コースがとても苦手で、折り返した後に気が滅入ってしまってペースダウンすることもしばしば。ヨロンマラソンのように往復コースでも逆に全てのランナーとすれ違うということで楽しさもありますが、この湘南に関しては一部の中央分離帯が反対側を目隠ししてしまい、すれ違うランナーを見れない場所もあるらしいのでちょっと心配。しかも折り返しも1ヶ所ではなく2ヶ所あって、1ヶ所目は江ノ島周辺なので気分的も良いのですが、2ヶ所目がゴールの前を通り過ぎた少し先のいかにも「距離調整」のための折り返し。なのでそのゴールを通り過ぎた後の折り返しの後が辛そうだな?っと思いましたが、まぁヨロンマラソンとは違ってランナーも多そうなので、ペースメーカーには事欠かないかな?と思ってこの湘南ではベストタイムを目指そうと思いました。

ちなみに今までのベストはヨロンマラソンで出したものでしたが、ヨロンマラソンのコースは言わずとしれた「平坦な道がないコース」としても有名で、今回の湘南のような基本的に平坦なコースならヨロンマラソン以上のタイムがねらえるかな?とも思い、エントリーした次第です。




しかし今回の湘南国際のレース日のおおよそ2週間前。突然想定外の状況になりました。

レース2週間前の日曜日。いつものように朝から30kmオーバーのLSDを行おうとしてロードを走り出した一歩目。右脚に力が全く入らないのです。いわゆる「膝から崩れそうな状態」になりそうで、しばらく走ってもその状況は改善せず。ちなみにそのレース2週間前ぐらいの沖縄は例年よりものすごい寒い日が続いていて、寒さのせいかと思ったものの、いくら体が温まってもその状況は改善せず。その日は32kmをLSDで走る予定でしたが、折り返しの16kmでもまだ脚に力が入らず、通常のペースより1kmあたり1分近く遅い状態。折り返し後はそのあまりの悪いタイムを改善しようとペースアップしてどうにか1km5分で32kmを走りきったものの、結局右脚の違和感は消えないまま。

その後は本来なら3日連続で走って1日休むというスケジュールで望むのですが、このあまりの右脚の違和感のために1日走って1日休むというトレーニングスケジュールに修正。なので走り込みが当初の予定よりもかなり少なくなってしまいました。しかし休養をとっても状況は全く変わらず、ロードトレーニングの終盤まで右脚に力が入らない状態が続き、終盤にどうにか力が入ってくる感じなのでした。

そしてレース1週間前の最終調整。35km走。もちろんLSDなので飛ばしませんが、右脚の違和感は残ったままで結局今までのロードトレーニングでは経験したことがないほどの遅いペース。

あまりに不安になったのでその翌日についにスポーツ障害がある整形外科へ行くことにしました。レースまで1週間しかないのでまさに「神頼み」。しかし病院でもその原因は不明で、原因を追及する場合はMRIとかで精密検査をしないとならないとのこと。どのみちMRIで検査をしたところ、レースまで1週間でどうにもならないので、あとは医者に今考えられる右脚故障の可能性と対策だけを聞くこととしました。

その原因と思われることは2つ。「頸椎の神経圧迫」と「血行不良」。しかし頸椎の神経圧迫についてはレントゲンで見る限りは理想的な頸椎の状態らしい(笑)。といってもレントゲンでは写らない部分が圧迫されている可能性もあるのでこれも原因として考えられるらしい。もう一つの血行不良は脚の血管ないし脚に至る血管の一部に血栓ができて急激に血流が悪くなって今回のような状態になったかもしれないとのこと。

どちらにしてもレントゲン検査レベルじゃ分かるものではありません。ただし、今回は腰痛が全くないので頸椎の神経圧迫よりも血行不良の方が可能性があるとのこと。なので今後は血行をよくするストレッチを入念に行い、レースまでの1週間はランニングを全て止めることとしました。

まぁ大会前の1週間は距離は走り込まないものの、マシンでペースチェックのための「ペース走」をしたり、ロードの感触を確認するための短い距離のランニングを行ったりするのですが、そのチェックができないのが辛いです。

でも走り込みに関しては半月で250km近く走っていたので、距離的には十分でスタミナの心配は無し。問題は右脚が本番のレースで動くか否かです。ただその故障が発覚してからの何度かのランニングで気になる症状の出方があったので、もしかするとフルマラソンも走りきれるのでは?という思いもありました。

LSDなど遅いペースでは脚に力が入らないのですが、たまたまそのLSDの中でペースアップしてレーススピードで走ると不思議に力を入れて走れること。もしかするとスローペースで脚が冷えると痛みが出たり力が入らなかったりするだけで、レースペースならどうにかなるのでは?ということも考えました。とはいうものの、そんなレースペースでトレーニングをし続けたら体が壊れてしまいますので、レースまでの1週間の休養はそのままで、その間は走らないものの長い距離を早歩きしたり、朝晩に血行をよくするための脚の付け根(股関節)のストレッチを入念に行ったりして過ごしました。

無駄な努力かもしれませんが、あと血行が良くなるものをよく食べるようにしたりして、できることはやるだけやってみました。まぁ食生活については今更どうにかなるものでもないですけどね(笑)。




そして大会へ。

今回は湘南ということで都心からもアクセスしやすいものの、わざわざ都心に行く必要はないので、羽田空港からスタート&ゴール地点に近い場所に宿を取りました。といっても会場までは歩いて行くにはちょっと離れていますが、電車ですぐなので利便性は高いと思います。それに都心から離れた場所なので宿代も都心より遙かに安いですからね。加えてベッドタウンなので買い物や食事に事欠かないのが良かったです。大会前日にその町に入って翌日のレースに臨むスケジュールだったので、前日は食事が重要なのでその選択は良かったと思います。

ちなみに大会前日は昼に本土入りしてその町についたのが夕方。とりあえずコースまで歩いていけるので空気に慣れる意味でもちょっと散歩して風や空気をチェック。大会近くのみならずその時期の本土はとにかく天気が良い日が多いので、天候不順は問題なし。風についても前日の段階で沖縄に比べると無風に感じるほどだったのでこの点についても良いコンディションになりそうな予感がしました。

ただし問題は乾燥と寒さ。この2つについてはどうしようもないですが、まぁ寒さについてはマラソンの場合、寒い方がいいのでその点については問題ないと思いますが、乾燥については沖縄とは全く違う環境に戸惑いました。レース中の給水が重要になりそうだな?と思ったものの、いざレースになるとこの「乾燥」というのは忘れがちなので、まさかそれがあんな結果をもたらすとは思いもしませんでした・・・

空気や環境についてはもともと本土で生まれ育ったのでそれほど違和感はありませんでしたが、あとはやっぱり故障している右脚次第です。その散策中も違和感はずっとありましたが、「歩く」と「走る」では感覚も違いますし、使う筋肉も違いますので一概にその散策だけじゃわかりませんでした。もちろん、小走りなんかも怖くてできませんでしたので、あとは翌日のレースにかけるのみです。

レース前の1週間で全く走らなかったというのは今まで経験無いですし、またオフシーズンでも1週間丸々走らないということは今まで経験ありません。なのでこの「1週間休養後」というのがどう転がるか不安でしょうがなかったですが、それ以外できることがないのであとはレース当日で当たって砕けるのみ。

・・・砕けたくないけど^^ゞ

ちなみにレース前日の食事。夕食は炭水化物ばかりでした(笑)。ぶっかけ温玉うどんに炊き込みご飯。あと血行促進という意味でも四川風麻婆豆腐をいただきました。なので炭水化物だけじゃなくタンパク質もきちんととっています。もちろんその他にも牛乳、ヨーグルト、チーズは常にとるようにしていますし、またビタミン補給のために野菜ジュースも飲むようにしています。とりあえず私の場合はお腹が弱いので消化の良いものをメインにして、そして多めに摂取して次の日に望もうと思いました。

もちろん睡眠も重要なので夜更かしせずに早めに眠りにつくのでありました。




レース当日。4時起き。といっても普段も早起きなのでそれほど苦痛ではありません。食事に関してはスタート3時間前までにとるようにしていますが、レース当日の朝食は前日の夜ほどこだわりはないものの、主食はパンで別途ハムも少々。その他乳製品一式に野菜ジュースに生のフルーツぐらいかな?あとは水を定期的に飲んで体を常に潤すようにしています。

といってもスタート3時間前に食べるとレース直前にお腹が空いてしまう可能性があるので、あとは会場でチーズとレーズンを補給するようにしています。特に効果がどうあるかわかりませんが、とりあえず「好き」ですし、どちらも健康にはいい成分を多く含んでいるので会場で食べるようにしています。

ちなみに宿泊した町から会場までは電車ですぐなんですが、会場の最寄りの駅からスタート&ゴール地点までは30分ほど歩きます。路線バスもあってバスなら会場のすぐ近くまで行けますが、この30分は逆にいいアップになるのであえて「歩くこと」を選びました。この選択があとで重要になっていたとはこの時点で知る余地もありませんでした^^ゞ

しかしその短い電車移動。強烈でした(ToT)

朝の6時台。しかも都心から離れた駅で、さらに都心とは逆方向の下り方面の電車だったのですが、平日朝の山手線状態(涙)。大混雑っていうかすし詰め状態。まさかこんなところで満員電車を再び経験するとは思いませんでしたよ。それもそのはず、この大会は参加者が2万人ぐらいいる大規模な大会で電車はJRの1系統のみ。しかも早朝で下りということで、本数も少ないので参加者が集中してしまいます。まぁ私に関しては電車に乗る時間は短いものの、他の人はこの満員状態でずっと揺られてきたかと思うとマラソンを走る前に体力を消耗してしまいそうです。今回何気なく会場までアクセスしやすい町を選びましたが、それがこういうところで効果がでるとは思いませんでしたよ。この満員電車は全く想像していませんでしたのでまさに「結果オーライ」でした。ちなみに都心側からの下りはこれほどの大混雑でしたが反対側の上り側はそれほどではなかったのではないかな?小田原方面なら。でも都心からの参加だと一度小田原まで出るのは効率が悪いような気がしますので、そういう意味でも会場から都心へ数駅以内の町がおすすめです。「平塚」「茅ヶ崎」「辻堂」「藤沢」あたりが良いかな?もちろん、会場の最寄り駅である「大磯」や「二宮」に泊まれば電車に乗らなくて済みますが、この2駅周辺には宿泊施設が少ないですからね。確かに会場には「大磯プリンスホテル」という大規模な宿泊施設がありますが、さすがにそこに宿泊するのは選ばれた人だけかも(笑)。庶民には少々選びにくいホテルですからね(笑)。

とりあえずその満員電車も放送では「満員なので次の臨時電車をご利用ください」というアナウンスがありましたが、満員電車慣れしていればまだまだ甘い混雑度(笑)。なのでそのまま乗っちゃいましたけどね。ちなみにこの湘南国際のために臨時電車も何本か出ているようでした。まさに湘南国際のための電車って感じですね。それに乗るのも有りですがあくまで臨時なので通常の時刻表には乗っていません。事前に確認が必要です。

そんな感じで最寄り駅に到着。駅からは多くのランナーが会場へ向かって歩き出します。でも半分は路線バスに乗り換えて会場まで向かうようでしたね。私に関しては先の話の通りアップもかねて歩きたかったのでそのまま歩いて会場まで向かいました。

でもその会場までの道のり。交差点ごとに大会スタッフが立っていて道を間違えないようにしてくれていました。あれはありがたかったです。なにせ始めて土地なので感覚的に分かっていても実際は違う場合もありますからね。なので安心して会場に迎えるこの体制は涙もの。まぁそのスタッフの人件費がどうなっているのかわかりませんがボランティアの場合もありますので良しとしましょう。しかもスタッフの前を通るたびに挨拶をしてくれるので気持ちよかったですしね。もちろんこちらから挨拶をするとさらに気持ちよくなれるので、結局会場までの道のりは挨拶しまくり(笑)。

結局予想よりもやや時間がかかって会場に到着してしまいました^^ゞ

でも電車を降りてすぐに歩き出したので、電車ごとに人があふれるので先に行って良かったです。ちょっと遅れると人混みに飲まれますので、歩く場合はできるだけ最初は早歩きにして混雑を抜けるのがおすすめです。

そして会場到着。スタート2時間前。良い感じの時間です。会場が広いからなのか、そんなに混雑は感じませんでした。ちなみに会場はスタート&ゴール地点がとても広く設定されていて、その先に荷物置き場と更衣スペースがゼッケンナンバーごとに設けられていました。ちなみに湘南国際のゼッケンはおそらく申告タイム順。速いタイムの人はスタート&ゴールに近い場所に荷物を置けちゃいます。あとゼッケンの他にスタート時の「ブロック」がアルファベットで表示されていて、どうやらそのブロックごとにスタート地点が決められるようです。なのでスタート地点はゼッケンナンバーも関係しますが、基本的にはそのブロック名によって決まるようです。

あとそのスタート&ゴール地点から階段を上がった先にトイレがあって、その脇に室内の大広間的なスペースがあってそこで寒さをしのげます。その大広間には有料ロッカーもあるので、荷物を大会が用意した場所に預けたくない人はそのロッカーを使うと良いかも?普通サイズで300円、大きいサイズで400円だったかな?でもほとんどの人がそのロッカーを使っていませんでしたからね。

ちなみに大会側が用意した荷物置き場は、事前に送られてきてゼッケンシールを会場でもらった大きな袋に貼って管理します。そうそう、この大会。事前にゼッケンとそのシールとなんと!参加賞TシャツやRCタグまで送られてきます。ちょっと驚きでした。まぁそうすればレース当日の混雑も解消されるでしょうが、絶対に忘れる人がいるだろうな?。私も慣れない持ち物にちょっと戸惑いましたからね。

なので荷物置き場では大きな袋に荷物を入れて置いておくのですが、そのゼッケンシールも結び目に貼っておけば管理しやすいので、結構これは良いかな?って思いました。もちろんテント入口にはスタッフが必ず居ますので、比較的安心して預けることができると思います。

話は戻してその大広間。かなり広いですがいかんせん大きな大会なので人も多い!なので最初は絶対に座って準備するスペースは無いだろうな?っと思っていたものの、意外と準備してすぐに外に出てしまう人も多くて回転が速い。なのでちょっと待てば結構すぐに場所は空きました。おかげで準備のみならず座って故障している右脚関連のストレッチも入念にできたのではこれは助かりました。外だと座ってストレッチはできませんからね(それに寒いのでストレッチにならないかも?)。荷物に関しては私も大会側が用意したテントに預けようと思いましたが、さすがスタート1時間前。その荷物置き場への道は大混雑。しかも更衣スペースも一緒の入口だったので荷物を預けるまでが一苦労。ここでかなり時間をロスしました。

この湘南の場合はスタート30分前整列なんですが、とりあえず10分のロスで済んだので、あとは最後のトイレに行ってスタート地点へ。その間、階段の上り下りがあるのですが脚の故障でやっぱりつらい!といってもこの湘南国際のコースは川を渡る橋以外のアップダウンは全くないので、ヨロンマラソンのような急激な坂がないのが幸いです。なので階段での脚の痛みはまぁ何とかなるかな?と思うようにしました。

トイレに関してはまぁどの大会も一緒で大混雑でしたが、男性の場合はオープンなものもありますので10分程度のロスで済んだかな。

ってことで40分前にスタート地点へ。しかしここで誤算が・・・。

整列するポイントはそのゴール地点からかなり先。なので自分が本来スタートする場所まで行くのがとにかく大変。今回は「Aブロック」でしたが。、ゴール地点は「Eブロック」まぁ4つ先なのですぐに行けるだろうと思ったら甘かった・・・。どこまで行っても「E」ブロックで1ブロックが長いのなんのって!結局ここでかなり時間をロスして「Aブロック」に着いた頃にはもう本当のスタート地点へ動き始めていました。ホントは待機中にストレッチやアップをしようと思ったのでそれが一切できないまま、スタート地点へと向かうことに・・・

そういう意味で、あの駅から30分の徒歩は大きかったです。

しかしストレッチができないのが辛い。確かに本当のスタート地点でも小さいストレッチならできますが、息を上げるほどの激しいものはできません。なのでストレッチもままならないままスタートに望むことになってしまいました。これは失敗です。といっても今回は故障しているので序盤は無理するつもりはないので、いつも以上にペースを落とせば走っている内にストレッチになると思います。しかも故障の影響でストライドを縮めてピッチを速くする予定だったので、これらがいいストレッチというかアップになりますからね。でも普段以上にピッチを早めるのは結構きついのでどこまで耐えられるか・・・

とりあえずスタート地点へ。

ちなみに今回はハーフに「猫ひろし」、フルに「安田美紗子」がエントリーしていたのかな?もちろんゲストランナーなので最前列からのスタートだと思いますがいかんせんブロックの最後尾になってしまったので全くその存在はわかりませんでした。まぁもともと興味はあまりないし、猫ちゃんに関してはハーフなのですぐにすれ違うと思いますしね。その前に自分自身の問題の方が大きいので、あとはスタートまで可能な限りストレッチを行うこととします。




そして午前9時ちょっと前。遠くで号砲が聞こえて列が少し動き出しました。

えっ?スタートって午前9時なはず?

周りの人も「うそ?」って感じで驚いていましたが、この号砲はフルマラソンの前にスタートする「車いす部門」のもので、そのアナウンスが一切なかったので並んでいる人は一様に戸惑っていました。それにAブロックにもかかわらずかなりスタート地点から遠いな?って思っていたのですが、その「車いす部門」の方がいた分だけ後ろだったようです。

なのでこの「車いす部門」の号砲とともに列が本来のスタート地点へと移動していくのでありました。

それにしてもびびった^^ゞ




そしていよいよスタート数分前。

結局ストレッチはまともにできませんでしたが、まぁ今回は故障をかかえての出走になるので、全力は出せないですし、もしある程度走れたとしても序盤は抑えて体が温まる(脚が温まる)まで我慢していなければなりませんからね。そもそも私のフルマラソンの走り方は「序盤の10kmはウォームアップ」としてとらえているので、普段とそんなに変わらないレースの進め方になるとおもいますし、何よりブロックの最後尾になってしまったのでまともに走れるようになるまで十二分に時間がかかりますからね。

そういう意味でも今回は故障のおかげでかなり割り切れていたので気分的にはかなり楽でしたよ。

でも故障が無ければ初めての寒いエリアでのレースで、しかもコースはアップダウンがほとんど無いのでベストタイムを狙うところだったんですけどね。少なくともヨロンマラソンのコースよりははるかに楽でタイムも出やすいと思いますので、故障さえなければ・・・(ToT)

今回はタイムよりも無事に、そして楽しく走ることが一番かと思います。そういう意味でも気が楽でしたね。

ちなみに私のいたブロックは申告タイムがサブスリー前後の人がメインだと思いますが、中には「えっ?この人が何故ここに?」という感じの仮装ランナーもいて、特に私のすぐ目の前には「ミッキーマウス」的な仮装ランナーがいましたからね。といっても着ぐるみではなく、服はミッキー的なものでしたが軽めのもので、頭に大きな耳をつけている程度。

でも何故か女装(笑)。

ってことは「ミッキー」ではなく「ミニーちゃん」なのかな?まぁどうでもいいけど、しかしこのランナーがあとでとんでもないことを起こしていたとはこの時点では知る余地もありませんでした・・・




そして午前9時。いよいよ第5回湘南国際マラソン・フルの部のスタートです!!!

ちなみに私が号砲からスタートラインを切るまでに約30秒のロスがありましたが、私の「Aブロック」の最後尾でこのロスタイムということは、後方のブロックでは最低でも1ブロックあたりこのロスがあるわけで、全員が通過するまでに何分かかるんでしょうね。まぁ首都圏の大きな大会だとどの大会でも言えることですが、このロスタイム分ぐらい制限時間を甘くしてあげて欲しいですね。中には号砲から30分後にスタートラインを通るなんて人もいるかもしれませんからね。

そんなわけで多少のロスはあったものの、もともと今回はタイムを狙っていないのであまり気にしていませんでした。しかも相変わらず時計を気にしないあまりにスタートラインを切っても時計を動かすのを忘れて、しばらくしてから計測開始。といってもレース中に時計はほとんど見ないですけどね。今回も終盤になるまで特に見る気はなかったですし、どのみちコースの途中に何ヶ所か大会側が用意したものがあると思いますしね。

とりあえずスタートラインを超えて数秒だったところで計測も開始し、いよいよ本格的に走り始めることになりました。

まずは故障の状態。その走り始めの一歩でこのレースのコンディションが決めると思っていましたが、その一歩目は・・・

「痛くない!」

もちろん序盤なので全力で走っていないのですが、周りのペースに遅れることなく走って痛くないので、このレースまでの1週間に全く走らないで休養をとっていたのがいい結果になったのかもしれませんね。もちろん多少の痛みや違和感はありますが、それでも走れないほどでもないですし、特に無理して走っている感じでもなかったので、正直嬉しくて、嬉しくて、あとでこの序盤の自分が走っている写真を見たら満面簿笑みでした(笑)。

なにせ走りたくても走れない日々が1週間、いや故障発生から2週間は続いていたので、その「久しぶりに走る」ということだけでも嬉しかったですからね。しかもこんなにたくさんのランナーの中で走るのは久しぶりだったので、それもまた楽しかったです。なにせここ最近はヨロンマラソン1本でしたので、こういう大規模な大会は久しぶりでしたしね。確かにNAHAマラソンは大規模ですが、すぐにペースダウンするランナーばかりでしばらくするとランナーが一気に減りますが、さすがに首都圏の大規模な大会なのでどこまで行ってもランナーがいっぱいだったので、そういう意味でも楽しかったです。

しかもランナーが多いからペースメーカー探しに事欠かなかったです。なにせヨロンマラソンの時はランナーが少ないので、この「ペースメーカー探し」に一苦労しましたが、今回は選び放題(笑)。いつもの「コバンザメ走法(笑)」でいいペースメーカーを見つけては背後について、そのペースがいまいちになったらその前のランナーに追いついてペースメーカーにするという感じの走法(笑)。

結局マラソンって単独で走るよりも誰かについていった方が楽ですからね。一番辛いのは「単独走行」なので、私は常に誰かと一緒に走るようにしています。今回は最後まで誰かしらランナーはいそうですからね。そういう意味でもタイムを狙える大会だったんですけどね?^^ゞ




この湘南国際のコースは首都圏の方ならご存じの方も多いと思いますが、相模湾を横に見る国道134号線(R134)と西湘バイパスがコースで、その大部分が箱根駅伝の3区や4区と同じコース。そういう意味でもあこがれの道でしたし、そもそもこのR134は藤沢や辻堂や鎌倉などこのエリアに友達が多かった私にとっては馴染みの道。といってもその頃はこの道を車で通ることが多く、毎回「大渋滞」だった記憶しかないですからね。R134といえば常に渋滞という印象が強いですからね?。でもマラソンならその渋滞必至の道を交通規制してど真ん中を走れるので気持ちが良いです。残念ながら海岸線沿いの道路ですが、ほとんどの場所で防砂林・防風林があって海はあまり望めません。でも沿道の雰囲気は昔と変わらないままなので、私にとっては想い出の場所巡りをしているようで海が見えなくても楽しかったです。

ちなみにこの湘南国際のコースは基本的に「往復コース」。スタート地点でもある大磯ロングビーチから江ノ島まで行って折り返し、その後ロングビーチまで戻ってそのまま通り過ぎ、最後に2度目の折り返しがあってロングビーチまで戻る感じ。なのでこの2度の折り返しが問題で、最初の江ノ島はまだ前半なので気になりませんが、問題は2度目の折り返しはまさにフルマラソンのもっともきつい終盤。しかもその前にゴール地点でもあるロングビーチを横に見ながら通過してまた戻るのでかなりきつい。なので今大会はその「2度目の折り返し」がポイントかと思います。といっても39km地点とかなのでまだまだ先の話です。その前に故障した脚でどこまで走れるかの方が問題ですしね。

そうこうしているうちにランナーもばらけて普通に走れるようになってきましたが、序盤は脚の痛みはほとんど無し。もっとも厄介だった「脚に力が入らない」という症状も今のところ出ていませんでした。ペースは時計を見ていないので分かりませんでしたが、そんなに「遅っ!」って感じではなかったと思います。何より周りとそんなに変わらないペースで走れていたので、極端に悪いペースではないのはわかりますからね。この大会のゼッケンナンバーは申告タイム順なっているので、ゼッケンナンバーを見ればおおよそのペースはわかりますので。まぁ中には実力を伴わない申告タイムの人もいますが・・・^^;

あとこの大会は「車いす部門」こそフルマラソンより先にスタートしますが、そのフルのスタートと一緒にハーフもスタートします。なので序盤はハーフとフルが混在することになります。もちろん、フルとハーフでは21kmも距離に差があるので、ハーフの方が速いはずですが、もともとハーフの部は参加者がそんなに多くないので、混走してもそんなに気になりませんでした。

でもしばらく走っているとフルよりペースが速いはずのハーフ部門「谷川真理」に追いついてしまいました。谷川真理といえば毎年ヨロンマラソンのゲストランナーで来ているのですが、フルより序盤が遅いというのは驚きでした。現役を退いてかなり経っているものの、自分で大会を開催するほどなのでまだまだ走力はあると思いますがかなり序盤はペースが遅かったようです。特に今回は私自身がかなりペースを遅めにして走っていたのに、序盤で追いついてしまうとはちょっと驚き。まぁこういう選手は後半がめちゃくちゃ速かったりしますので、実際のタイムはどうか分かりませんけどね^^ゞそれとこの大会の1ヶ月半後にヨロンマラソンにもお越しになるので抜き去る際に「与論島で待ってまーーーす!」と声をかけたかったのですが、いかんせんこの方はそのヨロンマラソン時でのレース以外での態度がちょっと「高びー系」だったので止めました(笑)。そのまま距離をとって抜き去ったのは言うまでもありません。




序盤の江ノ島までの折り返しまでの間にはそのハーフの折り返しがあるのですが、徐々にそのハーフのトップランナーが折り返してくる姿を目にしてきました。といってもトップランナーはほとんどが大学の駅伝チームのランナーばかり。なのでゼッケンは番号ではなく大学名ばかり。やっぱり速いです。でも学生ランナーはほとんどがハーフらしくもともと参加人数が少ないので余計に目立っていたんでしょうね。

そんなこんなでハーフの折り返しランナーを見ていると赤いTシャツに何故か「パンツ(トランクス?)」のランナーを発見。

「猫ひろし」さんです(笑)。

今回はゲストランナーでハーフの部門に出走していたのですが、そのすれ違う際のスピードの速いこと、速いこと。さすがに学生駅伝チームのランナーよりは遅れていますが、それでもかなりのスピード。しかもこちらから応援したりすると笑顔で応えてくれるのでが良いですね。さっきの某ランナーのような「高びー」じゃなくて(笑)。

もはや「猫ひろし」はマラソン界のある意味「アイドル」ですね。「芸人」としてはいま1いま2いま3ですが、ランナーとしてはもはや追いつけないほど上の世界まで行ってしまいました。なにせフルマラソン2時間50分を切っていますからね。しかも今回のこのハーフも確か1時間15分前後だったと思いますので、そのタイムはどうがんばっても私には無理。

やっぱり「猫ちゃん」はマラソン界のスターです!(芸人としてはイマイチだけど)

ちなみに今回も前回のヨロンマラソンの時のように超小型ビデオカメラを装着して走りましたが、突然のことにこの「猫ちゃん」を撮影することができず。でもこちらから手を挙げて応援したら、「猫ちゃん」も声を出して応えてくれたので嬉しかったです。やっぱり「猫ちゃん」は永遠の目標だ?!(ちょっと言い過ぎ?)




そんなハーフのランナーとすれ違いつつも走っていくと、しばらくするとそのハーフの折り返し地点に。もちろんここで折り返すとフルの部の人は失格になっちゃうのでそのまま通過して江ノ島の折り返しポイントを目指しますが、そのハーフの折り返し地点近くでちょっと嬉しい発見。

先の話のように基本的に他のランナーに追いついてそのペースで走るレースの進め方をしていますが、そのペースメーカーにしようとしたランナーでなんと「同じウェア」の人を発見!もちろん全身全て一緒じゃないですが、ウェアの上だけは色も形も完全に一緒。

とかく私の場合はレース中に他のランナーに話しかけることが多いのですが(全くの他人でも話しかけます)、同じウェアを着ているとなると話しかけざるを得ないでしょう(笑)。でも万が一違ったらイヤなので、しばらく後ろ斜め45度(笑)付近を走ってウェアをチェック。細かいところまで見て全く同じ色で同じモデルであることを確認!もちろん話しかけました。

「同じウェアですね」

中には返答もせずに素っ気ない人もいたりしますが、マラソン大会の場合は同じ場所を走っているという共通の意識があるので意外とすぐにうち解けることが多いです。しかも今回は同じウェアとなるとさらに!?と思ったらかなり気さくな人でしばらく一緒に走ることになりました。しかも目標タイムも近かったので、このまま一緒に走るとお互いにも良い結果になるので、このあとその同じウェアの人と併走しながら走ることになりました。

ちなみにその同じウェアのランナーは年齢層も近かったし、何より目指すタイムが一緒ぐらいだと「走る」ことに対してモチベーションも同じぐらいだったので、いろいろ話をして楽しかったです。

っていうか最初は話しているのは私ばかりでしたが^^ゞ

でもその人もきちんと受け応えてくれましたし、沿道の応援に私は多くの場所で応えるのですが、その人も途中から一緒になって応えてくれたので楽しく走れました。しかもコース途中に何ヶ所かあるカメラポイントでも一緒にポーズをとってくれたりしたので、レース後のその写真も楽しみになりましたよ。なにより誰かと一緒に走るのってホントに楽なんですよね。がんばれるっていうか辛くなっても気を紛らすことができるというか、確かベストタイムを出した大会でも30km地点まで今回同様に他のランナーと話をしながら走っていましたからね(でもその時は30km地点でその人がペースダウンし、私もそこから先はペースダウンする羽目に・・・)。




でもその同じウェアを着たランナーと一緒に走っていると沿道から「ペアルック」なる声も聞こえたりしてちょっと恥ずかしかったですけどね。っていうか「同じチームだったらこういうこともあるじゃん!」と2人で話して笑いました。その前に今回の大会はレース前に参加賞Tシャツが送られているので、その参加賞Tシャツを着て走るランナーが多いはず。そっちの方がよっぽど「ペアルック」じゃん!と思って笑っていました。まぁその参加賞Tシャツは着て走る人が多いので目立たないのかもしれませんが、今回の私たちのウェアはあまり他の人は着ていないものだったので、ある意味目立っていたのかもしれませんね。その目立ったウェアが2人並んで走っていると目につきやすかったのかもしれません^^ゞ

そういう沿道の声もまた楽しいもので、もちろん沿道の人は知らない人ばかりでしたが、その応援に応えるのも楽しいものです。手を挙げて応えたり、ピースサインしたり、「ありがとう?!」と叫んだり、その応援に応える瞬間だけでも疲れを忘れられます。マラソンってまじめに「走るだけ」じゃ最後までモチベーションが続きませんので、こうして途中で沿道に応えたりするのも重要です。特に小さなお子さんに関してはかなりの確率で応えるようにしています。自分が子供の頃だったら応援に応えてくれたら嬉しいですからね。そしていつかその子供が大きくなってマラソンを走ってくれるとなお嬉しいです。

そんなわけで同じウェアの2人が併走してしばらく走っていきました。でもこのランナー、ホント今の私とペースが一緒でとにかく走りやすかったです。その人もちょうどいいペースだったらしく、走りながらタイムの話などをしていましたからね。最初は言葉数も少なかったそのランナーも途中からは徐々に多くなってきましたからね。




徐々に折り返しポイントが近くなってくると今度はフルの部の先頭集団とすれ違うこととなります。ここでも学生駅伝チームのランナーがトップかな??と思ってトップの選手を見るとなんと!!!

「ミッキー(笑)」

もちろん、スタート時の目の前にいたミッキーです(笑)。実際はミニーちゃんかもしれませんが、あの仮装ランナーがなんとトップ!まぁ折り返しはまだ18kmしかないので、後半でどうなるかわかりませんが、少なくとも前半はかなりのハイペースで走っていたようです。

しかしさすがにあの大きな耳は邪魔だったようで外して走っていましたが、ウェアはあのまま。

ある意味あこがれます(笑)。ふざけているようで速いランナーって。

私自身も目指すところは「そこ」ですからね。そこまでふざけなくても、いかにも「そんなに速そうじゃない」という格好で速く走るのが目標ですので。なので私は絶対に「ランシャツ・ランパン」は着ません(笑)。まぁ着ない理由は他にもありますが、あれって見た目でいかにも「走ります!」って感じなので抵抗があるんですよね。

といってもあまりにラフな服装だと汗を含みすぎて体が重くなったりしますので、ある程度は気にしますが、それでも「ランパン・ランシャツ」は着ないようにしてます^^ゞ

それにしてもあのミッキーがトップを走っているとは驚きです。おるべし!湘南国際マラソン(笑)。




それはさておき、そうこうしているうちに最初の折り返しポイント。「江ノ島」です。

さすがに江ノ島を生で見たのは久しぶりです。そういえば沖縄に住んでから帰郷の際にこの周辺に来たのは鎌倉ぐらいでしたし、本土に居たときでも江ノ島はあまり行きませんでしたからね。そういう意味ではかなり久しぶりでしたが、道路がキレイになって、周辺にマンションが増えた以外は昔と変わらない雰囲気でした。でも一番変わっていたのが「江ノ島水族館」、いや今は「新江ノ島水族館」ですね。昔の面影は全くなくてめちゃくちゃキレイでおしゃれでした。っていうか以前の水族館はいかにも「ローカル水族館」って感じでしたが、今のものはもろに「最新鋭」って感じでしたね。しかもさすがに江ノ島周辺の沿道には応援客も多くてめちゃくちゃ楽しかったです。

折り返す瞬間も満面の笑みでした(あとで写真で判明)。

でもこの折り返しのポイントはフルマラソンとしての折り返しでもある「中間地点」までまで手前。なのでここを折り返してもまだ半分以上あるんですけどね。でもコラムでも書いたと思いますが「分数走法」をしているとその残り距離もあまり気になりません。この時点で「18km」ぐらいだったので、頭の中では「18/42」→「9/21」→「4.5/約10」→「約5/約10」(笑)。

「分数走法」の良いところは計算を都合の良いようにはしょっちゃうので、私の中ではこの折り返しは「半分ぐらいのポイント」として考えていました^^ゞ

その後の本当の中間地点までの3kmは特に気にせず走っていましたけどね。なにせこの後の19km地点は素数なので略せないし、20km地点まで行くと本当の半分近くですからね。この3kmなんてあっという間でした(笑)。

こういういい加減さという意味でも「分数走法」はおすすめです^^v


折り返してからもそのランナーとは併走していましたが、ここからはその折り返しポイントへ向かってくる多くのランナーとすれ違うのでこれもまた楽しいです。幸い、折り返し地点周辺は中央分離帯はあるものの対向してくるランナーはほとんど見えますので仮装ランナーとかチェックしていました。でもこの湘南国際って仮装ランナーは意外と少なめ。していても頭だけとか軽いものばかりで、全身着ぐるみ系はそんなに目立っていませんでした。っていうかランナーの数が多いのでその中に埋もれてしまっているのかもしれませんけどね。

でも基本的にはまじめなランナーが多かった印象です。

そんな人間チェックをしていると突然その対向するランナーたちの中から自分の名前を呼ばれてびっくり!確かにエントリーしているのは知っていましたが、知り合いのランナーを発見!さきの話のように多くのランナーがいるので埋もれてしまいそうですが、その知り合いは一番中央寄りに走っていたのでお互いを発見することができたようです。

といってもこの大会は地元のようなものなので、探せば知り合いはもっといるかもしれませんけどね。加えて沿道にも知り合いがいるかもしれませんが、参加者も沿道の応援も多い大会なのでなかなか見つけられませんでしたが、まさかランナーの中で見つけることができるとは・・・

驚きというかとても嬉しかったです。

もちろん毎年参加しているヨロンマラソンも基本的に「折り返しコース」なのであの大会もすれ違うランナーをチェックして、そして同じ宿の人を探すのが一つの楽しみですけどね。でもこの「折り返しコース」って同じコースを2度走るのでコースとしては結構きついですし苦手なんですが、こういうすれ違うランナーを楽しむことができるという意味では特に折り返しポイント周辺はかなり楽しめます。でも問題はそのすれ違うランナーが居なくなってからなんですけどね?。あれがかなりきついんです。幸い、この大会は参加者が多いのでこのすれ違うランナーは当分事欠きませんでしたが・・・(途中、中央分離帯に樹木があって見えなくなる場所もありましたが・・・)。




結局、その同じウェアを着たランナーとは序盤から折り返し、そしてその後もずっと一緒になって走っていました。なので後で見た写真はそのほとんどが2ショット写真(笑)。しかも中には申し合わせたわけでもないのに2人して同じピースサインをして写っているものがあったりして、走っているときもそして大会が終わった後の写真を見ても楽しかったです。

でもここまで同じペースで一緒に走れるランナーってそうそう居ないんですよね。とはいうものの、結局のところどっちかがもう一人にがんばって追いついている感じなので、序盤は私が一歩先に出て走っていましたが、後半は私が一歩下がって食い下がっている感じでした。さすがに後半にもなると脚の故障の影響が出てきてなかなかペースは上げられませんでしたからね。

しかも今回の大会では給水やエイドステーションが充実していたものの、右脚の故障ばかり気になってすっかり水分と塩分補給を怠ってしまいました。加えてこんなに寒い大会は初めてだったので、汗をあまりかかないからなおのこと。

結果、終盤は塩分不足になって両手両足がしびれて感覚がなくなってきてしまいました。特に給水時に水がかかる指先は最初に感覚がなくなってきてしまい。途中のエイドで食べ物を取っても、取ったか取れていないか分からないほど。加えてその取ったものも糖分補給するものばかりで、肝心の塩分補給を一切忘れてしまいました。

なので先の話のように同じウェアのランナーの一歩後ろを追いかけるのが精一杯でした。




それでもどうにかスタート地点でもあるロングビーチまでたどり着き、ここからはlこくどうR134というか西湘バイパスに入ります。きつい2度目の折り返しまでの道の始まりです。

っていうかゴール地点を通り過ぎてまた戻ってくるコース設定。個人的には「最悪」です。こんなに辛いことは無いですからね。ここまで30km以上走ってきて「お預け」を食らっている感じでここから先の道は「走りたい!」という感じにはどうしてもなれません。そのままゴールに入りたい気分にどうしてもなっちゃいます。

幸い、今回はこの地点でも同じウェアの人と一緒に走っていたのでまだ踏ん張れましたが、単独走行だとペースダウンは必至だったでしょうね。もちろんこの地点でそのランナーも少しずつペースダウンしてきていましたが、それでもまだいいタイムが狙えるレベル。

しかし脚の故障をおして走っている私にはもはや限界が近くなってきて、時折その故障でよく現れる「脚に力が入らない状態」になって膝が崩れそうになる場面もしばしば。加えて塩分不足で両手の感覚は無くなってきたし、そろそろ足の指先もしびれはじめてきました。

この時点で「2度目の折り返しまではがんばろう!」と思いました。

最後の3kmはその同じウェアのランナーについて行くのは止めて、自分との戦いにしようと。脚の故障もさることながら、何より「塩分不足」によりしびれの方が甚大。しかもこの最後の折り返し付近はもう給水が無いのでどうしようも無くなっていたので、あとはここまで貯金をつかって残りを乗り切ろうと思いました。




そして2度目の折り返し手前。折り返しまでもたずにその同じウェアのランナーに「お先にどうぞ!」と言って後退。そのランナーは全然ペースが落ちないのであっという間に置いて行かれました。

2度目の折り返しからは精神的にも崩れて一気にペースダウン。折り返し直後はまだ「1km4分半」ぐらいまででキープできましたが、その後「1km5分」→「1km5分半」。ロングビーチ近くでは「1km6分」までペースダウン。

まぁそこまでペースダウンしたのは無理しなくても目標タイムはクリアできそうだったのでペースを落としたというのもありますが、それでも一度気が抜けるとダメですね。しかも最後のゴール地点がある場所までは「なんで最後にこの急な上り坂?」と言いたくなる坂道。しかも曲がりくねっていて、ここまで42kmも走ってきたランナーには非常にきつい最後。

もはや格好は走っていますがペースは歩いているのと変わらないレベルまで落ちたものの、どうにか踏ん張ってゴールがある会場へ!




ゴォォォォォォォォォォーーーーール!!!





できれば最後はゴールテープを切りたくてペースを調整してゴールへ向かったものの、最後の最後に他のランナーに抜かれてゴールテープは切れず(涙)。でも今回はそんな小さなこと以上に故障してから全く走り込めなかったにもかかわらず無事にゴールできたことに感謝です。

しかもそのゴールの先には2度目の折り返しまで一緒に走ってくれた同じウェアのランナーが待っていてくれてそれだけでも嬉しかったです。

とにもかくにも無事に完走できたことは確かで、しかもタイムは予想以上のものでした。出走する前は「サブフォー(4時間未満)」でもかまわないと思っていて、とりあえず「3時間半」を目標にしていたものの、結局そのランナーのおかげもあって「サブスリー(3時間未満)」を達成。

できすぎなくらいのタイムです。

さすがにベストタイムには遠く及びませんが、体のコンディションを考えれば信じられないタイム。やっぱりマラソンは「気持ち」によるものが大きいんだな?っと実感しました。もしこの同じウェアのランナーが居なければ「サブスリー」は絶対に出ていなかったと思います。必ず途中で折れていたと思います。

そういう意味でもその同じウェアを着たランナーには感謝しかありません。

心の底から「ありがとう」と言いたいです(実際に言いましたが^^ゞ)




ゴール後。そのランナーに私の名前を呼ばれ「なんでー?」って思いましたが、よく見たらゼッケンに名前書いてありました(笑)。なのでゴールして始めてお互いの名前を知ったというのは言うまでもありません。結局序盤の10km地点ぐらいから2度目の折り返しの39km地点まで30km近く一緒に走っていましたが、ずっと「併走」だったのでゼッケンの名前どころかナンバーさえ見ていませんでしたからね。

でもそのランナーも今までのベストタイムを大幅に更新したらしく、お互い感謝しつくしでした。確かに序盤は私が引っ張り、後半はそのランナーに引っ張ってもらったという感じだったのでお互いに良かったのかもしれませんね。

何より一緒に走っていろいろ分かち合ったのが何より。精神的につらさは感じませんでしたからね。まぁ私の場合、2度目の折り返しからの3kmは地獄のようにきつかったですが^^ゞ




ちなみにゴール前に荷物を預けるテントがあるのですが、ゼッケンナンバーもそんなに遠くなかったので結局同じテントに荷物をしまっていました。まぁ同じようなタイムで走ったわけなので当然かもしれませんが、巡り合わせってあるもんだな?って思いましたね。

そのテントの中で着替えてからその後の行き先を聞くと全く同じだったので驚き。会場は大磯駅と二宮駅の間にあって、都心から来る場合は大磯駅方面へ行くので多くの人が大磯方面へ向かうものの、今回は私はこのあと小田原経由でしたが、そのランナーも小田原経由。

なので会場から先もしばらく一緒に過ごすことになりました。

とはいうものの、完走直後はとにかくエネルギー不足だったので、会場にある出店があるエリアへ移動。ゴール地点から階段を上って行くのですが、正直スタート前の方が故障の痛みがあって辛かったです。走った直後はまだ体が温まっているのでその階段もそんなにきつくありませんでした。

そしてその出店エリアへ行くと驚き!



まるで「B-1グランプリ」。

本来なら暴飲暴食したいところでしたが、この後にヨロンマラソンもあるので今のところ食事制限&禁酒は継続。なので食べるのも最低限のもののみになったのが残念でした。でも私は大好きな「富士宮やきそば(学会のもの)」をいただき、同じウェアの人は「肉巻きおにぎり(だったかな?)」を食べてとりあえず「炭水化物」補給(笑)。

他にも「佐世保バーガー」は「吉田うどん」などのご当地グルメが目白押し!正直、マラソン大会に参加せずにこの出店ブースに来るだけでも楽しめる大会だったと思います。現に、私たちがゴールした時間帯はまだランナーもそんなに多くないのに人であふれていましたからね。みなさんこれを目当てに来ているような感じでした。

先の話のように「走る」より「走らない」方が楽しいのでは?と思えるほど。もちろん走り終わった後でも十二分に楽しめますので、もしまた参加することがあればこのあとに他のレースがない時期を選びたいですね。

でもこの大会、今回は1月開催でしたが本来は11月とかの開催なんですよね。今回はサミットの影響でしたっけ?何かの影響でこの1月になったらしいです。でももし11月だとしたら時期的に参加できなかったと思いますので、この大会は今回のみになるかな?でも今後はマラソン大会は別にしてこの「ご当地グルメ」だけを楽しみに秋に来るのも良いかも?

といってもマラソン大会を目の前にして走らないということができるか否か・・・^^ゞ

ちなみに11月の大会ですと調整に3ヶ月必要になるので、8月ぐらいからトレーニングは必要になりますが、その8月・9月・10月の沖縄はまだ「真夏」。とても調整できません(笑)。なので本来の11月の大会だと参加は難しいかな?

でも今回の特別な時期の開催のおかげで参加できたし、そんぼランナーとも知り合えたし、何より初めての沖縄や南西諸島以外でのレースを走ることができたので良かったです。

・・・ホントは東京マラソンにしたかったんですけどね(ToT)

東京マラソンはもはや「走りたい」というより「宝くじ」みたいに考えていますので、もはやモチベーションはあまり高くないです。でも5回連続で落選しても今後も申込だけはしますけどね。まぁ当選したら当選したで開催が1週間しか違わない「ヨロンマラソン」とのかねあいもありますけどね^^ゞ

2週連続でフルマラソンはさすがに・・・

捕らぬ狸の皮算用はしても仕方ないので今回の参加に至った次第です。

とにもかくにも故障の影響もありましたが、楽しめたことは確かだったのでとても気持ち良かった大会でした。




それはさておきそんな「B-1グランプリ」会場を楽しみつつ、2人して駅へと移動していきます。会場から駅までは路線バスがあったものの、少々待つことと、現在まだレース中なので交通規制でバス路線でもある国道1号線は渋滞していると予想。とりあえず2人とも歩くことは問題なかったので駅まで徒歩で行くことにしました。

案の定、国道1号線は大渋滞で車が全く進まない状態。結局バスと同じぐらいのスピードでした^^ゞ

もちろんその途中もそのランナーといろいろな話ができて楽しかったですし、その経路も大会運営スタッフが挨拶をしてくれて気持ちよかったです。といってもさすがにフルマラソンを走った後だけあって歩くスピードはかなり遅かったですけどね。そんなに急いでいるわけでもないのでのんびり駅まで歩いていきました。

しかも駅へ到着してすぐに電車が来るし、もちそん都心とは反対方面への電車だったので楽々座れたし言うこと無し!

っていうかゴール後にこの電車で始めて座りました。どんだけ脚を酷使しているだよ!って感じですね。座って始めてその脚の疲れを実感した次第です。

さすがに電車に乗るとランナーの雰囲気をした人は全くおらず普通の休日の車内という感じでしたね。なにせここまでずっとランナーばかりの中に居たのでこの普通の光景がなんか慣れない光景に感じてしまいました。でも隣にはランナー(笑)。

小田原まで一緒に電車でいろいろ話をしながら移動しました。


小田原からはそのランナーは新幹線に乗り継ぎそこでお別れ。私は駅周辺で買い物があったのでそのまま駅を降りました。休日の小田原駅周辺は人でいっぱいでしたね。ちなみに小田原ではきちんとしたランチとあとは買い物。ランチは性懲りもなく毎度の「餃子の王将」でした^^ゞ

やはりマラソンのあとはがっつり頂きたいもので^^ゞ

しかも毎回同じ「焼きめし&餃子」を注文。しかし「餃子の王将」って店舗ごとに味が違うので、この小田原の味はちょっと・・・。個人的には都心のお店の「焼きめし」の味が好きだったのでちょっと違和感あり。でもフルマラソンでエネルギーを消耗した体にはこのエネルギー補給はいいですね。もちろんお酒はNGでしたので、ただただ食べるのみ。先の「富士宮焼きそば」も相まって久しぶりの満腹感を味わいました。

これからあとはいよいよマラソン後のお楽しみです。温泉です。もちろん小田原まで来れば行き先は一つ!「箱根」です。

といっても今まで「強羅」とか「小涌谷」など奥の温泉にはよく足を運んでいたものの、よくよく考えると「湯本」には泊まったことがありませんでした。なので今回は初の「湯本」滞在です。といっても湯本には他のところ以上に温泉宿も多いので便利ですし、なにより地方から来た私(笑)としては移動の足が電車しかないので、この湯本は駅のすぐ近くから温泉街が広がっているので一番都合が良いですからね。帰りも直通電車もありますし、何より駅周辺が便利!コンビニもありますし、とにかくマラソンのあとなので移動を最小限にしたかったこともあって湯本にした次第です。


湯本まで来るとさすがに観光客が多く、さすがにランナーらしき人は皆無(笑)。まぁいるだけないですよね。

とりあえず温泉に入って脚の疲れを癒したかったのですぐに宿へ。幸い駅からそんなに遠くない場所だったのですぐにたどり着くことができました。しかもその宿には内湯も露天風呂も大きなものがありましたし、何より日曜日の午後なのでとても空いていました。早速部屋に荷物を置いて温泉へ!

ちなみにこの時点で下着はウェアのままでしたのでようやくウェアを脱げました^^ゞ

そして温泉。



生き返ります。脚に血が巡る感じです。

しかも広い湯船で脚をマッサージするとかなり気持ちいい。加えて露天風呂でそのマッサージをしていたので、真冬と言うこともあって全然のぼせないのでマッサージをするには良い感じ。もちろん時折湯船から出たり入ったりしながらマッサージをしましたが、そのおかげでかなり脚も楽になりました。といってもマラソンの痛みは当日には出てきませんからね。翌日、場合によっては翌々日(笑)になるので、一概にどういう状態なのかはわかりませんが、とりあえず走った直後にきちんとマッサージやストレッチを行っておくとその後の痛みも軽減できますからね。ただでさえ故障している私なのでこのマッサージは入念に行いました。

結局最初のお風呂は9割露天風呂で内湯は1割程度。そもそも長湯が苦手なので内風呂は苦手。露天風呂だとすぐに体を冷やすことができるので長湯が苦手な私もである程度の時間は過ごせます。普段は湯船に3分、お風呂全体でも30分が限界な私が結局2時間近くお風呂場にいることになりました。ちなみに定番のサウナは苦手なので一切入らず。ひたすら露天風呂って感じでした。その露天風呂も岩風呂と檜風呂?もあったので楽しめましたしね。

でもホントは宿のお風呂だけじゃなく外湯巡りをする予定でしたが、まさか宿のお風呂で2時間も使うとは思いませんでしたが、風呂上がりはそのまま宿で過ごすことにしました。



本来なら「風呂上がりの一杯」と行きたいところでしたが禁酒中。小田原では予め「ノンアルコールビール飲料」と「炭酸飲料」を買っておいたのでそれで我慢します。でも肴に「シュークリーム」と「しらす弁当」を買ってあり、「飲む」方ではなく「食べる」方で楽しみました。しかも食後に駅近くで買ったアイスも食べたので、普段は夜にあまり食べないものの、この日だけは「もう食べれない!」というほど食べました。マラソンで3000kcal弱は消費していると思いますので、レース直後はOKだと思っています^^ゞ(実際はどうかわかりませんが・・・)

そして食後にまたお風呂(笑)。

マラソン直後はひたすら温泉に入っていました。




翌日。寝起き。普通に起きあがれました。どうにか翌日の痛みは特に無いようです。

しかしさすがに故障中の右脚はかなり痛い。

早速朝風呂(笑)。

湯船で入念にマッサージ。あとついでにストレッチをも行いどうにか痛みも取れてきました。っていうか基本的にそれほど不具合が無く、ホントに前日故障をおしてフルマラソンを走ったの?と自分で思うほどの状態。

快調!

しかも宿の食事はバイキングだったので、普段ではあり得ないほどの量を食べちゃいました。しかも和食を食べた後に洋食も食べて、朝から2食もいただいた感じ。和食は定番の「ご飯・みそ汁」の他に「かまぼこ・しらす・卵焼き・焼き魚・湯豆腐」という感じでこれだけでも十分満腹になれる量だったのにもかかわらず、2食目の洋食では「フレンチトースト・オムレツ・ソーセージ」などをいただきました。特にこの「フレンチトースト」がめちゃくちゃ美味しくてかなりいっぱい食べちゃいました。

多分、この朝食だけで2000kcalはいったかな?^^;

前日のマラソンあとのものも加えるとこの24時間で4000kcalぐらい摂取したのでは?まぁマラソンと基礎代謝分で相殺したかな?まぁ実際はそれを超えているかと思いますが・・・

でも「食」に関しても満足できたのが何よりです。



その朝食後はさすがに食べ過ぎだったので温泉街を散歩。といってもマラソン後のリハビリもかねていますのでかなり長い距離を歩こうと思いました。しかし相変わらず地図も見ずに行き当たりばったりで気がつけば山道。上りばかりでした(涙)。まぁ上りはリハビリには一番いいので我慢して歩きましたがどこまで行っても上りなのでここまま進むとやばい!と思って引き返したらやっぱり道を間違えていました^^ゞ

温泉街を外れて山に向かっていました。

その後、温泉街を巡って湯本駅まで戻りそして宿へ。もちろんそのあと再び温泉に入り、帰る時間までのんびり過ごしました。さすがにもうこれ以上は食べませんでしたけどね^^ゞ

しかもチェックアウトの後も普通はやらないことにチャレンジ。まして前日にフルマラソンを走った人間はこういうことはしないだろうな?ってことをしちゃいました。

「箱根湯本から小田原まで歩き(笑)」



実際は「小田原」ではなく「小田原漁港」までですが、それでも距離は5km以上。まぁ湯本は山の途中なので小田原方面へは下り坂なので基本的にそんなに大変じゃないですが、よくよく考えると朝も歩いたんですよね。しかもその小田原までの道は幹線道路で交通量も激しく、しかも歩く人なんて滅多にいないから歩道がない場所も多くて怖かったです。

でもその道こそまさに「箱根駅伝のコース」でいわゆる「山登り」や「山下り」。中継所となる場所もあったので意外と楽しめました。

途中からその駅伝コースから外れて漁港方面へと向かうと急に辛くなりましたけどね。でもその目的地でもある漁港にはもちろん「海の幸」がありますので、とかく沖縄ではいただけない「新鮮で美味しい海の幸」をいただくためにがんばりました!

ちなみに徒歩以外だとその漁港へは電車を2本乗り継がないと行けないので、意外と時間がかかります。もしかすると歩いた方が速いかもしれませんからね。もちろん普通は「タクシー」を使うのかもしれませんが、沖縄でも本土でもできるだけタクシーには乗らないようにしていますので、まぁ知らない道を歩くのが好きなので多少はきつかったですが楽しみながら漁港までの道を歩きました。

そして漁港到着。まだ午前11時。朝食をかなり食べたので全くお腹が空いていません。でもこのタイミングで食べないと帰りの飛行機に間に合わないので仕方なく食べることとします。

ちなみに漁港での海の幸はまさに市場の中にあり、市場の2階にあるいかにも「市場の食堂」という感じのお店。でもこの食堂は観光客も多く訪れる有名なお店なんですよね。しかし行ったのが月曜日のしかも午前11時ということでがらがら。ある意味快適に食することができるので良かったかもしれませんね。

そして注文したのが「ハマチ・マグロの贅沢丼」だったかな?マグロはどうでも良かったのですがとにかく「白身」が食べたかったので注文しました。特に「ブリ」「ハマチ」は大好物ですからね。できればこの時期らしい「寒ブリ」が欲しいところですがここは太平洋側の市場。さすがに無理でしたが、ハマチでも十分脂がのっていて美味しかったです。

っていうかそのハマチ。あり得ないほどうまかったです(笑)。

いかに沖縄でろくな魚を食べていないかというのを思い知らされました^^ゞ

まぁ比べちゃいけませんが、あまりの美味しさに満腹だったことを忘れて一気にいただきました。もちろんマグロも美味しかったですが、何よりハマチも様々な部位が入っていて個々にとても美味しかったので大満足!

お代わりをしたいぐらいでした^^ゞ

もちろん食べ終わったときはお腹はパンパンでしたのでそれは無理でしたけどね。




そんなこんなで箱根から小田原まで楽しみ、ようやく岐路に。ちなみにその漁港の最寄りは小田原ではなくその1駅熱海寄りの「早川」。といっても電車は都心まで直通なので小田原じゃなくても十分使い勝手は良いですけどね。しかも事前に時刻表をチェック済みだったのでその時間に合わせて駅へ!

しかし5分前に駅に着いたはずなのに何故か電車が来ている。何故?と思ったものの、急いで乗っても仕方ないのでそれをスルーすることにしました。

これが失敗でした(ToT)

何故か私が乗る日、乗る時間に限って人身事故発生!電車が30分近く遅れているようです。しかも人身事故が起こったのは目的地の駅そのもの。なのでもろにその影響を受けてしまいました。そのスルーした電車がいた意味がわかりました。

結局寒空の中、延々30分も電車を待つ羽目になってしまいました。

でももともと予定より早め早めに行動していたので、結果的に予定通りの時間になったのかもしれませんね。最後のその人身事故が起きた駅に寄って買い物をしてそして空港へ向かいました。

ちなみにその買い物は沖縄では手に入らない特殊なものと、何故か「ペヤングソース焼きそば」と大量の「乾燥ネギ」(笑)。あと「富士宮焼きそばふりかけ」(笑)。最後のふりかけは完全に衝動買いでしたが、前の2つは沖縄で欲しくても手に入らなかったもの。ネットならあるもののともに単価が安いものなので送料がバカにならない。

なので思わず買っちゃいました^^ゞ

まぁ今回はいつも購入するスイーツなどを食事制限が故に買うことができませんでしたからね。これらの乾燥物なら日持ちがするので食事制限後までもちますしね。特にペヤング(笑)は沖縄ではほとんど手に入らないもので、最近売っているお店を見つけたものの、通常サイズが1個198円。高すぎです。ちなみに今回買ったものは1個128円で都心なら安いときは100円も切りますよね。

このペヤングは馴染みの味で個人的には未だにこれを超えるインスタントの焼きそばは無いので、沖縄で無性に食べたくなるときは困っていました。以前はその高いお店にも無かったので半ばあきらめていましたが、今回のようにスイーツなどを買って帰れないからこそ買えるタイミングだったので思わず大量に買って帰りました^^ゞ

ペヤングx4個、乾燥ネギx10袋、富士宮焼きそばふりかけx2袋(笑)。

結構な荷物になってしまいました^^ゞ

まぁもともと今回はマラソン参加ということで荷物が少なかったのでこれだけ買ってもそんなに荷物にはなりませんでしたけどね。しかもこれにヴィドフランスのパンも空港で買って持って帰りましたし、スイーツは残念でしたが買い物そものもはかなり充実。

・・・何しに来たんでしょうね^^ゞ




ちなみに今回の往復はいつものスカイマーク。往復2万円ちょっとでした。JALやANAだと片道分だよ^^ゞ

もちろんその安いチケットを購入するために2ヶ月前の午前9時半直に予約しましたが、それでも最安のチケットはとれませんでした。でも往復で2万前後なら十分なので今後も本土と沖縄との往復にはスカイマークを利用したいと思います。申し訳ないですがJALやANAはマイルによる特典航空券ないしツアーのみ。まぁJALに関しては離島便がJTAであるので短距離便は活用しますけどね。

でも那覇から本土へ羽田のみならず関西も福岡もあるので、基本的にスカイマークになりそうです。

しかも今回登場したスカイマークの機材は比較的新しいものでとてもキレイでした。専門的なことはよくわかりませんが、最近よく見る羽の横に垂直翼がある「ウイングレット」タイプ。しかもスカイマークのウイングレットにはその機材ごとに異なるマークが表示されていてそれを見るのも楽しかったです。

行きが「音符」で帰りが「クローバー」だったかな?このマークの種類も色もいろいろあるようなので、スカイマークを利用される場合は是非チェックしましょう!(ウイングレットが無い古い機材もありますが・・・)

しかもこのウイングレットがある機材はシートが皮(多分合成)でとても良い感じ。もちろんスカイマーク機材なので席は通常の狭さですが、シートがキレイなだけでも気持ちいいですね。

加えて予約時に行きは「A席」、帰りは「H席」という感じで常に「富士山側」の席をとっていて、見事に往復ともに富士山を見ることができましたしね。基本的に沖縄周辺は曇っていましたが、さすがに冬の本土は天気がいいので見事な富士山を望むことができました。

わずかな時間ですがこれも往復の飛行機の楽しみです^^v




そんなこんなで走る以外もいろいろ楽しんだ今回の湘南国際マラソン。でも本土へ行く際は通常3泊以上するのですが今回はわずか2泊。なので今回は空港からそのまま会場および箱根を往復してしまい、いわゆる「都心」には行きませんでした。空港からも蒲田経由でそのまま神奈川入りしてしまいましたからね。

その分効率もよかったので2泊にしては充実していましたね。その代わりに平日の夜に滞在がなかったので友達と飲みに行くことはできませんでしたが、まぁ今回はマラソンシーズンの真ん中での本土行きだったので食事制限もあって難しかったですからね。飲みに行く機会はいくらでもありますので、またマラソンシーズン後に機会を作りたいと思います。

もちろんその時は食事制限も解除されていますし、買い物も自由ですしね。

っていうか今回のマラソンシーズン中の本土行きという方が珍しかったですけどね。基本的に今までは沖縄や南西諸島の大会に絞ってきていたので、初の試み。大会も満足できましたし、それ以外の時間も楽しめましたので、今回の本土行きの満足度はかなり高かったと思います。

さぁ次は3月のヨロンマラソン!

しかし故障が一向に良くならない(ToT)

結局、このマラソンの1週間後ぐらいから故障の度合いが悪化してこのあとかなり苦しみました。

やっぱり故障を押してフルマラソンを走ったツケが来たのでしょうか?

なので正直なところ3月のヨロンマラソンはリタイヤしてもいいかな?って思いつつあります。タイム的には今回の湘南で十分出せましたし。

でも今度のヨロンマラソンは「第20回」の記念大会なんですよね?。といっても特に何がある訳じゃないですが、やっぱり「20回大会」だけに出走したいですね。まだ時間はありますので完走できるレベルまででも良いので回復させたいと思います。




やっぱりマラソンは1シーズン1レースが一番なのかな?^^ゞ




【参考】マラソン前後の食事
■レース前日の昼(ヴィドフランス)
「パンオレザン」「ソフトメープルサンド」

■レース前日の夜
「温玉ぶっかけうどん」「炊き込みご飯」「四川風麻婆豆腐」
「セブンイレブンおでん タマゴ&昆布&しらたき」
「牛乳」「ヨーグルト」「野菜ジュース」

■レース当日の朝
「ヴィドフランス クロックムッシュツナ&トマト」「エッグトライアングル」
「温泉タマゴ」「ロースハム5枚」「野菜ジュース」「牛乳」「ヨーグルト」「チーズx2切れ」「ポタージュ」

■レース直前
「チーズx2切れ」「レーズン」

■レース中
「エイドステーション レーズンx3回」

■レース直後
「富士宮焼きそば」

■レース後ランチ(餃子の王将)
「焼き飯」「餃子」

■おやつ
「クッキーシュークリーム」「エクレアシュークリーム」

■夕食
「駅弁」「ブリの煮物」「唐辛子の種」「ノンアルコールビール飲料」

■夕食後のデザート
「ブラックサンダーモナカ」「ホットケーキアイス」

■レース翌日の朝その1(朝食バイキング)
「ご飯」「味噌汁」「焼き鮭」「カマボコx10切れ」「厚焼きタマゴx5切れ」「温野菜&湯豆腐」「山盛りしらす」

■レース翌日の朝その2(朝食バイキング)
朝食バイキング「オムレツ」「ウィンナーx3本」「フレンチトースト&メイプルシロップx10切れ」「キウイ&ヨーグルト」「山盛り生野菜」

■レース翌日ランチ
「マグロとハマチの丼」


ブログTOP

<スポンサードリンク>


▼沖縄モバイル全体から検索

トップページ

<スポンサードリンク>
PCサイト版「沖縄移住生活」のページを見る