沖縄マラソン大会情報/ランニングコラム



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2013年02月24日15:45

ヨロンマラソンコース&エイド紹介(歩きにて)

>大会:与論/奄美エリアの記事

第21回ヨロンマラソンは故障のために走ることが出来ない代わりに、歩いて42.195kmを巡ることが出来たので、もしかすると初めてコースやエイドをくまなく見ることが出来たかもしれません。普段、通過するだけのエイドも味わうことができましたし、もちろん景色もいつも以上に楽しむことが出来たと思います。

そういう訳で今回はそのヨロンマラソンにおけるフルマラソンのコース42.195kmを写真と合わせて紹介したいと思います。

もちろんメインはコースの雰囲気やコースからの景色ですが、ヨロンマラソンと言えばやっぱりエイドの充実。人によってはヨロンマラソンを

食べ放題!飲み放題!

と称しますからね^^ゞ

それも楽しみにしつつ、ヨロンマラソンのコースを紹介したいと思います^^v

---スタート---



とりあえず故障して走れないので最後尾あたりからのスタートです。

でもこうしてみると小さな島の大会ながら人は多いですね。しかもヨロンマラソンはフルよりハーフの方が人数が多いと思いますので、実際はこの倍以上なんですよね(ハーフはフルの2時間後にスタート)。

今回は最後尾ということで、ランナーもいろいろな装いの人が居て、すぐ前には牛柄の人とガチャピンの着ぐるみ(笑)。

でもヨロンマラソンの凄いところは着ぐるみランナーが速いこと(笑)。

平気で着ぐるみでサブフォーで走っちゃいますからね?。きちんとした服装ならもっと上位に行くのでは?と思いますが、ヨロンマラソンはそんなにタイムや順位を追い求めるよりも、いかに「楽しく走るか」がメインで、私自身もそう思っています。

なのでいつも時計も順位も確認せずに走っていますからね。たまに横を見て海でほっこりしたりしながら^^ゞ

---スタート?1km---



そしてスタート。

スタートは与論島中心街の茶花市街で、まずはその茶花の中央通りの坂を登って市街地をぐるりと巡ります。といっても小さな市街地なのですぐに終わっちゃいますが、この区間の沿道の応援が最も多いですね。しかも島らしい温かい応援なので最初はついついがんばっちゃいます。

でもヨロンマラソンは他の大会のように陸連登録だからと言って前からスタートできるわけではなく、目標タイム順に好きに並べるので、意外と渋滞も混雑も感じません。そういう意味でスタートからストレス無い大会だと思いますよ。

そして市街を抜ける頃に1kmを通過し、市街を離れて行きます。

次に戻るときはゴールです^^v(でもこの2ヶ所は帰りは通らないけど^^;)

---2km---



2km地点は茶花海岸の海沿いの道。ここは帰りも走る道で、帰りはまさにこの道の先にゴールが見える場所。

でも行きは良い良い帰りは怖い^^;

帰りは42km手前の場所なので最もきついポイントかもしれません。

---3km---



茶花海岸を抜けるとちょっと坂を上り下りして与論空港の滑走路へ向かって走ります。

行きはこのアップダウンはそんなに気になりませんが、問題は帰り。実質最後の坂なので猛烈にきつく感じてしまいます。

3km地点ではこの道を下って右に曲がり、プリシア前を通りながら滑走路をぐるりと回ります。

そしてこの3km過ぎのプリシア前に最初のエイドがありますが、さすがに最初は誰も取りません。でも食べ物も充実していますし、何より島の人からの応援がいいですね。

っていうかこのエイドは帰りでは最後のエイドなのである意味重要なポイントなんですよね?。

---4km---



空港の滑走路をグリルと回っている間に1km通過。

4km地点は滑走路の反対側のターミナルがある側の脇道を通ります。

この道は与論港近くも通りますので、まさに与論島の交通の要所。

アップダウンも無く快適に走ることが出来ます^^v

---5km---



空港/港と過ぎるあたりに5km地点がありますが、このあたりは細かいアップダウンがあって、行きは良いですが帰りは結構きつく感じます。

あと行きはその先にこれから越え無ければならない「坂」というか「山」が見えてきます。まさにそこがコース最高峰なので、ここからは徐々に上りも増えてきます。

---6km---



徐々に坂というか山が近くなってきますが、本格的な坂はまだ先。

ここらあたりは小さな集落があって、意外とエイドも応援も充実している場所。

特に帰りはエイドも応援もホントに力になります。

ちなみにヨロンマラソンのエイドは食べ物以外にも水とスポーツドリンクがあって、水は「水」と書かれたプラコップに、スポーツドリンクは紙コップに協賛してくれているアサヒ飲料のスポーツドリンクが入っていてわかりやすいです。

---7km---



ヨロンマラソンはエイドが充実しているだけでなく、その数も他の大会に比べてとても多く感じます。1kmもしないうちにまた食べ物も充実しているエイドが登場!

もちろんヨロンマラソンのフルは往復コースなので帰りの利用も想定したものですが、それにしてもエイドが多いですね。

他にも民営のエイドもあって、そのエイド巡りをするだけでもヨロンマラソンは楽しめます。

さりげないハイビスカスの花も南の島の大会らしさが出ていて良いですね♪

そして気がつくと最初の難関の坂がある山が近づいてきます。

この辺から徐々に登り坂が多くなってきます(/o;)

---8km---



まだ42.195kmのうちの8km地点。

既に歩いている人が居ます(私も歩いていますが^^;)。

そのくらい、ヨロンマラソンのこの8km地点から始まる最初の難関の坂は強烈なんです。

しかもここは帰りも越える山なので、いかにヨロンマラソンのコースがハードかが伺えます(T_T)

---8km?9km地点の坂頂上---



壁のような坂道を上っていくと、その頂上にヨロンマラソンでも最大のエイドが登場します。

なにせここにはヨロンマラソンではお馴染みのCAさんがいるエイドですからね。特に帰りはこのCAさんからの給水や応援はまさに力になります。

あと行きはまだ準備が出来ていませんが、帰りはこのエイドでヤギ汁や豚汁が振る舞われます。

さすがに今までここでそれらを食べたことはないのですが、今回は歩きなので期待して戻ってきます^^/

ちなみにヤギ汁や豚汁はテントの裏のスペースで休憩しながら食べるらしいです。完全にコースアウトしていますけどね^^ゞ

そんなゆるさがヨロンマラソンの良いところだと思います^^v

---9km---



ヨロンマラソンのコースは海が見える場所を走ることが多く、特にこの坂を登ったところからは海や天気が良ければその先の沖縄本島まで望めます。

でも帰りはそんな余裕はないかと思いますが、フルの場合は2度通るのでどっちかで海や景色を楽しめると思います。

前ばかり見ていないで、たまには横を見て走る。それがヨロンマラソンだと思います^^v

---10km---



そんな最初の難関を越えて、下り坂を下りきるとあるのが10km地点。

ヨロンマラソンは1km毎の距離表示の他に10km毎にタイムも表示されますので、そういう意味でも走りやすい大会だと思います。中にはスタート&ゴールしかタイムが無いところもありますからね。

そしてこの10km地点には大きなエイドがあって、沿道の応援も期待出来ます。

というのもこの10km地点。帰りはその坂道を上る直前なので、重要なエイドになるんですよね。

でもこの10km地点はすぐ横にビーチがありますし、近くに風車もあって風光明媚な場所。

まぁすぐ脇に墓地がありますがそれは愛嬌で^^;

それにしてもこの10kmでのタイムは、普段の21km折り返しぐらいのタイムでした。まぁ歩きだから仕方ないけど、普段はなんてスピードで走っていたんだ!と思わされた今回のヨロンマラソンなんでした。

ある意味、自分を見つめ直す意味でも大きな役目があった大会だったかもしれませんね。

---11km---



10km地点までの大きな坂を越えてきたものの、その先の11km周辺も坂が多いです。しかもカーブも多くて、この区間は意外と前半で最もきつく感じる場所かもしれません。

しかも基本、緩やかな上りなので10kmまでの上りの疲れが抜けないまま先に進むこととなります。

でもこの後は・・・

---12km---



10km地点からの上りやカーブが多い2kmを過ぎると、そこから1km近い緩やかな下り坂が始まります。

しかも絵に描いたような直線の道。

そしてその坂の頂上あたりにはエイドがあって、ここのエイドも充実しています。

ちょうど民宿前なので宿の人や周辺の集落の人が集まって応援してくれます。

でも帰りはここはまさにこの1km近い緩やかな登り坂の最上部。

ホント、帰りはこのエイドが遠く感じます。

でもこのエイドがあるから帰りもがんばれます!^-^!

---13km---



緩やかな長い坂を下ると再び登り坂になります。

民宿が数軒集まっている道を登っていきますが、ヨロンマラソンはこんな小さなアップダウンがとにかく多くてキツイコース。

私が参加した数多く?のフルマラソンの大会でも、ヨロンマラソンが最もキツイコースだと思いますからね。

でもヨロンマラソンのコースは坂が多い代わりに景色が開ける場所も多く、特にこの13km地点の先には百合ヶ浜の青い海が望める場所があります。その青い海を望めるだけで疲れが癒されます。

綺麗な景色って不思議ですよね。

しかも今回はこのポイントに来るタイミングで天気が回復してきて、綺麗な海が望めました。

もし本来のランニングだったらとっくに通り過ぎてしまっている場所なので、ある意味今回は歩きで良かったと実感した瞬間なのでした。

とかくきつさを感じるフルマラソンですが、こういう感じで景色を楽しむとかなり楽になりますからね。とかく景色が良いヨロンマラソンでは。

私自身、初マラソンにヨロンマラソンを選んで正解でしたし、他の方にも是非とも初マラソンはヨロンマラソンにして欲しいですね。

そうすれば「マラソン=きつい」というイメージよりも「マラソン=楽しい」という印象になってくれると思います^^v

青い海を見えるコースという意味だけじゃなく、あの完走パーティでの盛り上がりも含めて^^ゞ

---14km---



ヨロンマラソンはフルだと島を1周して折り返すのですが、ハーフは島を1周するのみ。

この14km地点手前の海に向かって進む道は、フルに参加した人しか味わえないんですよね。ハーフはこの景色を背にしながら走るコースのみなので、フル参加者ならではの楽しみがこのポイント。

今回のように歩きじゃなくてもこの景色は毎回楽しめるので、この光景を見ると今年もヨロンマラソンに参加したな?って感じます。

そしてこの14km地点からはしばらく百合ヶ浜がある大金久海岸沿いの道を走りますが、残念ながら海が望めるのは最初だけ。そのほとんどは防砂林があって海が望めません。

まぁ海が望めると言うことは、逆に海風がモロに吹き込むことなので仕方ないですけどね。

---15km---



百合ヶ浜がある大金久海岸沿いの道。

道幅も広くて走りやすいですが、集落が点在しているのでちょっと寂しい感じもします。

なにせ海側には防砂林があって海が望めませんからね。

でもその百合ヶ浜脇の道に今回は妙なものを発見!

・・・不気味な人形(笑)。

しかも女性の設定(笑)。

手には「夢叶」の文字。

これが何のことだったかはわかりませんが、コースのど真ん中にこういうものを設置するのもローカル大会ならではでないでしょうか?

ゆるい大会「ヨロンマラソン」(笑)。

それにしてもヨロンマラソンのエイドには子供が多いですね。島の子供も多分多いんでしょうね?。

その応援も力になります^^v

---16km---



ヨロンマラソンの好きなところは折り返しコースなので、フルに参加している人全員とすれ違えること。

このすれ違う際に同じ宿の人や以前一緒に走った人を見つけて声を掛け合うのが楽しみです。

全く知らない人でも声をかけたり応援したりするのもヨロンマラソンならでは。

中には上位を走っているのに、すれ違う人に声をかける人も^^;

ゆるい大会「ヨロンマラソン」(笑)。

ちなみにこの16km地点はまさに畑の間を走る部分で、真っ直ぐで意外と気持ちいい場所。

しかも天気も完全に回復してまさに散歩日和(笑)。

---17km---



17km地点までは百合ヶ浜側から坂を一気に登りますが、その先は高台をずっと走るので意外とアップダウンは少なめ。

しかもコースからは青い海が遠くに望めたりしますし、エイドも相変わらず楽しいです。

でもヨロンマラソンのエイドって、エイドだけを見るともはやマラソンのものではないですよね(笑)。

完全に「お茶会?」って感じ。

日本茶、漬け物、サータアンダギー(笑)。

ゆるい大会「ヨロンマラソン」ですね^^ゞ

---18km---



18km地点。

またもエイドがあります。

ホントにエイドが多いヨロンマラソン。

そりゃ全部のエイドで飲食したら「飲み放題&食べ放題マラソン」になりますよね?^^ゞ

しかも全てのエイドで飲食したら42.195km走っても太りそう(笑)。

18km地点は高台のコースなので向かって右には海も望めます^^v

---19km---



17km地点から続いていた高台の道は19km地点過ぎで終わります。

多少のアップダウンはあるものの、高台の道なので遠くに青い海も望めて比較的気持ちよく走ることが出来ます。

そして19km地点を過ぎると右に急激に曲がって、その先には・・・

青い海を見ながら下る道。

最高です。

でも帰りはもちろん上り。

しかもハーフはこの海を背にしながらの上りのみ(/o;)

やっぱりコースはフルの方が楽しいです。

でもハーフの2倍の距離を走りますが^^ゞ

---20km---



19km地点先の坂を下ると海沿いの道に出ます。墓地もありますが、それも気にならないほどの青い海がコースに真横に広がっています。

でも多くのランナーはそのまま通過しちゃいますが、できればここでは立ち止まらなくてもペースを落としてこの与論島の青い海を見て欲しいです。

しかもこの場所は島の北側で、特に北側の海って順光で太陽光を浴びるので海の色もよりキレイ。

そしてエイドも応援も充実している場所なので、ここで一息つくのもいいかも?

といってもあと少しで折り返しですけどね。

それにしても20kmのタイム。

普段のマラソンならゴールしている時間がかかっちゃいました^^;

でもまだ半分にも至っていません^^ゞ

まっ、今回は全て「歩き」ですからね?。

---21km---



ヨロンマラソンのフルは島を1周してそのまま折り返す2周コースなんですが、でもその折り返し地点はいわゆるフルの半分の「21km」ではありません。

どっちかというと行きが22kmで帰りが20kmという印象かもしれませんね。

なのでこの21km地点を越えてもまだ折り返しまでは1km近くあるかと思います。

距離表示は気にせずに気ままに走るのがおすすめです。

ちなみに20kmから先は急激に上りますが、その坂道は短いので一気に登ってしまいましょう。そうすればその後は下りになりますので、あとは折り返しまで息を整えるのがおすすめです。

---21.0975km・中間地点---



42.195kmの中間地点「21.0975km」地点ですが、先の話のように折り返しまでまだ距離があります。

でもきちんと時計表示していますので、いわゆるこのタイムの倍はゴールまでかかるとのこと(T_T)

しかし実際は後半に長くて緩やかな登り坂も待っていますし、何よりCAさんがいる強烈な坂が35km地点で待っています。

そういう意味でもヨロンマラソンは前半より後半の方が明らかにペースダウンしちゃうので、基本は折り返しまでは抑えて、後半勝負です。

まぁそういうことを考えることなく楽しんで走る人がほとんどだと思いますからね。

帰りのCAさんの坂は歩けばいいし^^v

---折り返し地点直前---



折り返し地点まであとわずか。

そんな場所にエイドステーションがあって、なんと、このエイドではテントでサータアンダギーを揚げているらしいです。

なので揚げたてほくほくのサータアンダギーが今回はいただけました!

・・・でもランニング中だと取ることも食べることも無理ですけどね^^;

しかし今回は歩きなので一口食べたら、めちゃくちゃ美味しかった。

しかも味もプレーンの他に、きなこ、チョコと3種類あって、どれも絶品。

正直「テイクアウトしていいですか?」って言いそうになりました。っていうか売ってくれたらいっぱい買うよ!ってぐらいに美味しかったサータアンダギー。

ホント、今回の故障に感謝した次第です^^ゞ

だって故障がなければこのエイドのアンダギーを食べることは絶対になかったですからね。

折り返し地点手前なので、折り返した後にもまたこのテントには寄ったのは言うまでもありません^^;

確かに食べ放題&飲み放題マラソンだよ。ヨロンマラソン^^/

---折り返し地点---



長かった前半の道。

ようやく折り返し地点です。

これからは今まで来たコースを逆に回ります。

でも島の良いところは同じコースを逆向きに変わっても見える景色は全く違いますので、折り返しコースの感じがしません。行きにもありましたが、片側からしか見えない景色も多いですからね。

ちなみにこの折り返し以降はハーフのコースになりますので、2時間遅れでスタートしたハーフのランナーに追いつけるかも?

っていうか私は歩きなのでなかなか追いつけないと思いますけどね^^;

でもヨロンマラソンのハーフは制限時間が「5時間」と、全部のんびり歩いてもゴール出来るんですよね。なのでハーフに参加した人で最初から最後まで散歩感覚で歩く人も多いらしいです。

しかも綺麗な景色を眺めて、エイドでは食べ放題&飲み放題!

初マラソンには最高の大会かもしれませんね。

さぁ、私も残りの半分。歩きでがんばります^^/

---22km---



折り返してすぐの場所に22km地点はあります。

折り返し直前に美味しいアンダギーをいただけたエイドがあった場所のちょっと先。

今回は歩きだったので、そのアンダギーは折り返し後もいただいて、残り20kmをがんばります。

ちなみにすでに3時間以上歩いていますが、ハングアップ(空腹で体が動かなくなること)は全くありません。もちろん途中のエイドでいろいろ頂いたおかげ^^ゞ

むしろ体が重くなっているような気も^^;

---23km---



さすがに全て歩きだと、この辺になると他のランナーがほとんど居ないですね。

ちょっと寂しかった(/o;)

でもこのあたりでも充実したエイドがあるので、それを楽しみに後半もがんばります。

それにしてもヨロンマラソンのエイドってすごいな?。

一般的な大会はこんなに遅い時間だとほとんどエイドに食べ物が残っていないのに、ヨロンマラソンは常に補充されているようですね。

素晴らしい!

---24km---



さすがにちょっと寂しかった折り返し後。

行きは他のランナーとすれ違うから楽しいけど、折り返し後は最後尾からのスタートだったこともあって徐々にすれ違うランナーは減っていき、この24km地点のように誰もコースにいない光景も。

でも少しがんばれば沿道の応援もあるし、もしかするとハーフでひたすら徒歩の人にも追いつけるかも?

・・・でも折り返し時点でハーフがスタートして1時間も経過していました(ハーフはフルの2時間後のスタートで、私が折り返したのはフルがスタートして3時間後)。

---25km---



ヨロンマラソンのコースは特に交通規制とか制限はしていないので、沿道に自販機もあればそこで給水もすることが出来ます。

ゆるい大会ですから^^v

でもたまに普通の島の車も通ることもあるので注意が必要です。

基本、交通規制は行わないで大会は開催されていますので^^ゞ

---26km---



ちょうどエイドも少ないこの26km前後の区間。

沿道の応援も少なめでしたが、その中でも5匹のパピオンがキャンキャン鳴いて応援?

ん?威嚇???

でもとても可愛らしい5匹だったので楽しかったです。

といっても毎年いるって感じじゃないかな?

---27km---



そしてついに希望が叶った27km地点。

マラソン中に汁物。

ここは豚汁のようでした^^v

しかも完全に歩くのも止めて、テントの下で座って頂いちゃいました^^ゞ

ここまで来ると多少立ち止まっても変わりませんからね。

それに今回はこういう普段のマラソンでは出来ないことを楽しむことが目的。

それが達成出来ているので意外と満足度は高いです。

でも目標はCAさんが居る坂の上のヤギ汁です!これを飲まなくしてヨロンマラソンは語れません?

---28km---



豚汁給水(笑)も終わり、真っ直ぐな畑の中の道を抜けた先。

百合ヶ浜がある大金久海岸に沿って走る道に戻ってきました!

もちろん行き同様に帰りも防砂林で海は望めませんけどね^^;

でもこの辺からハーフの歩きの人なのか、フルで歩き始めた人なのか、わかりませんでしたが他のランナーに追いつき始めました。

もちろん私はひたすら「歩き」のままですが^^ゞ

---29km---



百合ヶ浜脇の道。

走ったらこの木陰がいい感じなんですが、歩くととにかく長い!

しかも往復の復路だと2度目なだけにさらに長く感じます。

でもこの区間が終わった先にはまたあの青い海が・・・

---30km---



そしてついに30km地点。

4時間半経過。

4時間半もなかなか連続して歩きませんよね?^^;

でもまだ12km残っています。

残りは約2時間。

途中、山も坂も有り(T_T)

でもこの30km地点で振り返ると青々した海が広がっていました。

行きはちょっと曇っていたのですが、帰りは晴れていて海もとてもキレイです。

この海の色を見るだけでも元気が出てくるような気がします。

のんびり走る(歩く)方はこの30km地点で振り返るのがおすすめです。

でもれば吾妻屋で休憩したいですけどね^^ゞ

---31km---



そしてヨロンマラソン後半最初の難関。

31km地点のダラダラ続く登り坂。

しかも1kmぐらい延々緩やかな登り坂が続き、しかも一般的に言われるフルマラソン「30kmの壁」とちょうどタイミングが同じ。猛烈にきつい場所。

この31km地点でいかにタイムロスせずに走るかがヨロンマラソンのタイムアップに繋がるのですが、今回はもちろんタイムを気にすることはありません。しかも坂を登る前には赤崎のエイドでソーキ汁。坂の途中では私設エイドでお茶してのんびり登りました。

もはやこの時点では疲労とか痛みとか越えていますね。

完全に麻痺しています^^ゞ

でも赤崎のソーキ汁は美味しかった!^-^!(やっぱりその後の坂はきつかったけど)

---32km---



ヨロンマラソン魔の31km地点を登りきると、そこから先はしばらく下り坂。

しかも沿道のハイビスカスの花がとてもキレイで、下り坂なので先の先の景色まで望めます。

遠くに風車も望めますが、あの風車近くから最後の壁、行きも通ったCAさんが居る猛烈な上り坂区間に入ります(/o;)

でもこの時はそんなことを思うことなく、純粋に花と景色を楽しめましたね。

---33km---



33km地点です。いよいよ残り10kmを切りました。

しばらくは下り坂ですが、この坂を下りきるとついにあの坂が始まります。

CAさんが居る峠までの登り坂。

でも意外と行きより帰りの方が一度坂を経験しているので楽に感じると言いますよね。

ただヨロンマラソンの坂は往路と復路では全く性格が違いますが・・・

---34km---



そしてついにヨロンマラソン最大の壁。

34km地点です。

行きと同じ高低差ですが、坂の勾配は帰りの特にこの34km地点が最もキツイかも?

フルで34km地点。ハーフでも13km地点なのかな?

ものすごいきついタイミングでこの坂ですからね。

坂を登る前にエイドがあるのでそこで給水と栄養補給をしっかりして、この34kmの壁に望むのがおすすめです。

それにしてもここまで徒歩で5時間。

こんなに連続して歩くことはもう二度と無いだろうな??

そして坂の上のCAさんの居るエイドを目指して坂を歩いて登ります!

---35km手前のエイド---



34kmから急な登り坂を歩き、そしてついに坂の上のエイドに到着!

夢にまで見たヤギ汁と豚汁。

・・・既にCAさんの存在は忘れてこの汁物に没頭していました^^ゞ

っていうかみなさん、完全にコースアウトして汁物をすすっていましたね。

しかも椅子に座ってテーブルで汁物(笑)。

こんな光景だったんだ?。

いつもは駆け抜けちゃうので、まさに初めて見る光景。

豚汁は十分残っていましたが、ヤギ汁はラス1ぐらいだったので、ギリギリセーフでした。

---35km手前のエイド---



ついに夢に見たヤギ汁!

ヨロンマラソン名物「坂の上のヤギ汁」。

正直なところ、ヤギ汁はあの臭みと脂っこさでちょっと苦手。

だけど今回のヤギ汁はなんとあっさり系で臭みもなく、とても美味しかったです!^-^!

話によると今回のヤギ汁は作り手が良かったらしく、みんな臭みもなくて美味しかったって言っていましたね。

ヤギ汁って作り方一つで味もしつこさも変わるので、今回はとても運が良かったと思います。

ちなみに豚汁はいっぱいあったので、一緒にいただいちゃいました。

もちろんきちんと椅子に座って^^;

本来のマラソン大会ならコースアウトしているしダメなのかもしれませんが、ゆるいヨロンマラソンですからね?。

特にこの坂の上のエイドは、もともとランナーが休憩する場所的な位置づけ(笑)。

ヨロンマラソンを楽しむなら、一度はこの場所で座って汁物をすすりたいですね。

ホント、今回は良い経験が出来ましたよ^^v

---35km---



とかく坂がきつい35km地点ですが、意外と坂以外の見所も多いんですよね。

先のヤギ汁&豚汁もしかり、この坂から見る景色も抜群!

青い海が望めるだけじゃなく、天気次第では沖縄本島まで望めますからね。

そして坂の途中には何故か金色の牛オブジェ。

正直、行きは上りだったのでそれどころではなく全然気づきませんが、帰りは下りなので否応無しに目に入ります。

なんでここにこれがあるかは謎ですが、まぁ応援してくれると思って笑って通過して下さい^^/

さて、この35km地点の下り坂を過ぎるとあとはゴールまで小さなアップダウンがあるのみ。

でも小さなアップダウンがめっちゃキツイんですが・・・

---36km---



35km地点の急な下り坂が終わると、その先は平地なんですがまるで上りかのような感覚になります。

しかもこの先。小さな上りもあるので、それがきついのなんのって。

でも今回だけなのか前からあったのかわかりませんが、この36km地点のちょっと先にこんな嬉しい応援がありました。

「お疲れ様」と「また来てね」の文字。

マジで涙が出そうになりました。

あまりに嬉しくて。

しかも今回はここまで全て歩きで、走る以上に辛かったので、この応援はホントにホントに嬉しかったです。

・・・ちょっと泣きました(/_;)

でもうれし泣きです。

もちろん普段からこういう牧草の塊はありますが、ペイントはヨロンマラソンにあわせて行ったものだと思います。

ホント、島の人の優しさを感じた次第です。

残り6km。

この応援のおかげで明らかにがんばれたような気がしました。

牧場の方。心の底からありがとう!!!

まぁ「また来てね」の某漫画風のキャラはご愛敬ですね^^;;;

---37km---



折り返し直後は他のランナーが全く居なくなって、かなりモチベーションが下がりましたが、あの35km地点の強烈なアップダウンでペースダウンした人が多いからなのか、徐々に他のランナーも見えてきて嬉しかったです。

といっても私は歩きなのでなかなか追いつけませんが、それでもなんか嬉しいですね。

一緒に参加している人を感じることが出来るだけでもo^o^o

でもこの37km地点はゆるいアップダウンが多くて、上っても下っても脚には厳しい!

残り5km。

まさにここからが正念場です。

---38km---



ついに与論港近くの道まで戻ってきました。

残り4kmです。

でもここって普通に通ると単なる道だけなんですが、この38km地点のちょっと手前にあるトイレの脇から景色を覗き込むとこの海の色。

青々した海とその先には与論港。

ここでは是非とも立ち止まらなくてもペースを落として見て欲しいですね。

---39km---



39km地点は与論空港近くなんですが、正直なところ・・・

39kmの表示を発見出来ず(ToT)

もしくは見落としたかも?

でも39km地点はこの滑走路へと向かう道と空港ターミナルの間にあるので、まさにこの区間。

しかもこのポイントにさしかかるやいなや、与論空港からRAC機が飛び立っていきました。

なんといういいタイミング!

しかも今日はマラソン大会当日なので便数はそんなに多くないはずなので、まさに絶妙なタイミングだったんでしょうね。

ちょっと嬉しかった。

36km地点の幸せと合わせて、きついこの終盤で元気をもらった感じでした。

残り3km!^-^!

---40km---



空港を越えると何故かここだけ未舗装の道。

わずか1kmにも満たない長さなんですが、行きは気にならなかったものの、帰りは疲労で足が敏感になっているからこの未舗装の小石が痛いのなんのって!

正直、6時間も歩いてきたからではなく、普通にサブスリーで走ってもこの未舗装の区間は猛烈に辛いです。っていうか痛いです(>o<)ノ

でも舗装しちゃうとなんかヨロンマラソンでは無い気がしちゃいますので、このままで良いのですが・・・^^ゞ

ちなみに40km地点を過ぎるとプリシアリゾートの施設群が見えますがその直前。

横に青い海が望めます。

与論島でもかなり綺麗なビーチの部類に入るので、ハイスピードで走る抜ける方も、のんびり通る方も、このポイントは最後の力になるのでちょっとだけでも横を見て欲しいですね。

残り2km。与論島の青い海パワーでがんばりましょう^o^/

---41km---



プリシア前を抜けると茶花市街側へ出るのに最後に登り坂があります。

でもこれで最後と思えばがんばれます。

そしてその坂を下るとついに41km地点!

・・・でも42.195kmがゴールなのでまだ残り1kmじゃないんですよね^^ゞ

最後の海沿いの道。

橋を越えるとのこり1km。

そしてその先には・・・

---41km過ぎ・残り1km---



いよいよ残り1kmです。

もう坂はありません。

でもまだゴール地点は見えませんが、ゴール時のアナウンスが明らかに聞こえてきます。

そしてその盛り上がりも。

あと1km。

気合いのみです!^-^!

---41km過ぎ・残り500m---



残り500m。

ついにゴール前の観光ホテル(現在は閉館)の白い建物が見えてきました。

ゴール時のアナウンスもさらに大きく聞こえてきます。

あと少し。もう少し。

---42kmからゴールまで---



長かった42.195kmの旅もいよいよ42km地点。

残り約200m。

ゴールまでの白い壁のウイニングロードが見えてきます。

そして左には完走パーティの会場も見えてきて、否応無しに盛り上がります。

この時点で疲れは全て吹っ飛び、とにかくあの会場へ!という気持ちでいっぱいになります。

そしてちょっと脇を見ると完走パーティ会場横の青々とした茶花海岸が望めます。

また力になります。

そして42.195kmのゴールが見えます。

島の人が笑顔で迎えてくれます。

そしてその先には・・・

自分も笑顔です。

ヨロンマラソンはみんな笑顔になれる大会だと思います。

辛さよりも楽しさ。

それを体で感じることが出来る大会だと思います^^v

特にゴールの瞬間は!!!

---42.195km---



約6時間半。

42.195km。全て歩きました。

ホントにサブスリーで走るより辛かったです。

でも無事に完走。

何事もやりきることが大切ですね。

脚はボロボロだけど気持ちはスッキリ!

ゴール後のマッサージやお新香や黒糖やウニ汁で栄養補給出来ますが、まずはコンビニ的商店に行ってビールとお菓子と菓子パンを購入!

恒例のゴール地点での暴飲暴食です。

でも今回は6時間半の間、まさに食べ放題&飲み放題を堪能しちゃったので、いつもよりは少なめで済みました。

だってゴールしてもお腹いっぱいでしたからね^^;;;

でも今回、故障しても参加してホントに良かったです。

普段は見れないシーンも多かったですし、何よりエイド巡りが楽しすぎ!

まぁ次は故障せずに参加するつもりなので、今回のようなことはできないと思いますが、それでも今回の経験はきっと次回以降にもいい影響があると思います。

前回はあんな光景だったな?って感じで。

歩きでもホントに「楽しい42.195km」でした。

心から言える第21回ヨロンマラソン。

そしてこの後完走パーティへ^^ゞ


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