まさに奄美大島西端にある灯台で、徳之島・奄美大島航路の船からもこの姿をしっかり確認できる場所にあります。むしろ奄美大島の島内からの方がその姿を望みにくいかもしれません。そもそもこの曽津高崎灯台は、数ある奄美群島の灯台の中で最初に設置された灯台。1896年に最初の灯台が設置され、1988年に現在のものに改築されました。灯台の明かりは15秒に1回光るもので、その光は29海里、距離にして約53km先まで届くとのこと。灯台自体は高さ16mも断崖絶壁の上にあるので、灯台の明かりは海面から139mの高さにあります。つまり灯台がある場所は「崖上130m」もの高さの場所で、すぐ海を見下ろせる崖としてはかなりの高さの場所と言うこと。灯台周辺には第二次世界大戦の弾痕が残っているらしいです(灯台そのものは改築も周辺は明治以降のままらしい)。灯台までの陸路は超悪路で危険極まりないので、基本的にメンテナンスはヘリポートから行うようです。
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