喜界島北部の小野津からムチャカナ公園へ行く坂道の途中にある湧き水スポット。ここには名前の通り「泉」や「池」があって湧き水が常に流れており、大きな池には取水用なのか水栓まで設置されています。そもそもここは1165年に源為朝が琉球に渡ろうとして途中この喜界島に流れ着き、上陸前に沖から島をめがけて雁股の矢を放ったあとに上陸しその矢を抜いた後から水が溢れ出してきた、という云われがあります。そこからここを「雁股の泉」と呼ぶようになったのですが、そもそもこの泉は海が望めない内陸にあるのでその云われは微妙な感じです。ちなみに泉の脇に階段があり、少し高台へ登れますがそれでようやく海が望めるレベルです。泉がある部分に矢が飛んでくるのは今の地形からするとあり得ないかも。
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