<竹富島>

こぼし文庫

竹富島をこよなく愛する随筆家の岡部伊都子さんが民宿泉屋の隣に小中学生のための図書室を作り、島に寄贈したもの。当時、島には図書館も本屋もなく、本の貴重さを強く感じた大人たちが読書会を行い、「読む/書く/見る」力を育んできたと言われています。そういう意味では竹富島の中ではとても大切な存在かと思います。その功績をたたえて読書推進運動に貢献した模範的な団体としてこの「こぼし文庫」が野間読書推進賞を2006年に受賞したらしいです。そしてその2年後の2008年にこの図書室を寄贈した岡部さんが亡くなられたそうです。ご冥福をお祈りします。


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